ここ最近はアイテムを見れば大体年代の推測が出来ていたのです。例えば、こちらとかこちらとか。自分でも若干気持ち悪いなと思いましたが、今まで誇張無しに何百回と映像を見てきましたので、ある程度のシーズンの特色は頭に入っているわけです。
が、今回はんんん? 1995 年春夏辺りかな?といつも通り今までの経験測と照らし合わせて調べたのですが、無い。。血眼になってランウェイ開始の 1992 年の春夏から目を通してみましたが、やはり無い。。コットンベースなので春夏で間違えないと思い絞って調べましたが、無い無い。。95 年に怪しいのは一つ発見したのですが、秋冬で綿100%は無いだろうと、あってもウールの混紡だろうと。。まぁ無いこと。
インナーでの着用の為確認できないものもあるのですが、稀にあるんですよね。ランウェイ開始前のお品が。
80 年後期から 90 年初期と推測されるニットウエアですと弊店では 1992 年のファーストランウェイのお品は今まで不定期ながらご案内はさせて頂いていましたが、それ以前にあたれば初見になるかと。
均等なピッチの針抜きを胸元から変化付けたニッティング。個人的に V ネックラインから流れるようにフロントへ繋がる二本の針抜きが非常に個人的に好きです。
ロック処理風に仕上がったヘムライン。こちらも一つデザインに見えて好ましい。
また袖に備わるポケットのデザイン性が素晴らしく気の利いています。鞄持たずの私には有難い。こんな風に煙草を入れたいです。。(ロングですっぽり収まりました)
late80s – early90s Dries Van Noten cotton sweater
コットン混ですので、今時期は一枚で、秋冬はインナーにもと汎用性の高いお品。また、このオールド・ローズカラーも非常に他のお洋服とも合わせやすい色味に感じます。ダークトーンのジャケットとか、最高ですね。今の気温でしたら、リラックス感のあるホワイトトラウザーに茶系のローファーでラフに着て頂きたい願望です。
春夏お楽しみ頂けるニットの有用性、やっぱりドリスのニットウエアは総じて素晴らしい。
SURR by LAILA 鈴木
03-5468-5966
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