Comming soon French maison, ただ一向な感動と / Diary616
1.11.2018

 

 


 
maison という世界の Pret-a-porter という枠の Men’s clothing という区分において商業的参入及び“其の枠”の拡散に一躍を担ったのがピエール・カルダン氏によるPierre Cardinであると私は憶っておりまして、オートクチュールから始まったモードと先駆者達が切り開いたストリームの中心にどっしりとポジションしている事に疑いはまるで御座いません。1950年後期〜1960年代のプレタ参入初頭、自由表現であるはずの其の枠の,其の区分ではクチュールの名残が渦巻く提案は今や賛美に値する詳細と憶いますし、当時女性服が主役であり今現在でも常に主役である / 女性を美しく魅せるため / であるはずの自由表現は謂わずもがな、上述は極めて紳士的でありプレタ参入当初のMen’s clothingであるして有る服飾史の片鱗とも憶いますが、そうでありながら同年代、クチュールの名残や片鱗も魅せず,モダンアプローチと自由表現の取捨選択のみがマテリアル主要要素として注がれた構成事実、当時でこそ前衛的であった其の姿勢、常に未来を視ていたPierre Cardin総指揮ピエール・カルダン氏の証明を差し置いて語る歴史は御座いません。

 

私が弊社販売業に携わらせて頂いてから vintage という世界の maison vintage という枠の French maison という限定性の Men’s clothing を目にした瞬間から片時も離れずして記憶に中枢部位の深いところに刻み込まれたメモリアルページもまた1960年代ピエール・カルダン氏によるPierre Cardinから送り出された1着のブルゾンである事実も未だ失われていない私の大切な財産です。ただ一向な感動を憶えた御縁は、2年と25日前の事。最初で最後と憶い,目に焼き付けた詳細のひとつと、最初で最後であろう懸念を他所にも,目に焼き付いて離れてくれない其のひとつが、背/全面に施されたアクションプリーツに御座います。生地が潤沢に使用された詳細より先ずアームの可動域やスポーツシステムを心得た構成が純真なブルゾンとしての機能を果たしますが此の巨大なプリーチを設ける意義など美的見地と審美性、フレンチ/モードの最前線でエンジンをかけ続ける同社自由表現の結晶である事実の他に、一体なにがあろうものかと。

 

 




 

 

Comming soon French maison

60s Pierre Cardin tweed blouson

 

同年代区分ピエール・カルダン氏によるPierre Cardinとの再会は、個体差異はあれどバックシルエットを視界に捉えてから僅か数秒,然りであろう在り在りとした手応えと、ただただ一向な感動を憶えたに尽きる邂逅で御座います。其の2年と25日前の感動と11月1日19:07ドイル・ブラムホールIIの新譜が流れる今この瞬間まで一切失われていない感動をじっくり綴れた事、vintage という世界の Pret-a-porter という区分の French maison という編集枠に此の1着が在ります事、ただ一向に、嬉しくてなりません。店頭販売至上主義者の私にとっても。御披露目は 11/3 ( 土 ) 12:00 。心より宜しくお願いを申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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