こんばんは。今 Gonzales のピアノ聴きながら書いています。
先日、ご紹介させて頂きましたヴィンテージ・デニム、身支度が無事に整いましたので
予定通り12日(土)よりお披露目させて頂きますが
本日はまずは、リーバイスの『 丁度真ん中 』をご紹介。
皆様ご存じのモデルかと思います、501。
その均整の取れたレッグラインは世の中に出回る様々なボトムスのお手本とされてきました。
時代によって細部が繊細に異なりますが、今回 SURR が出会えたのは60年代の一本です。
時に男性的、時に抒情的。
スタイルのみならず、季節や時間帯、はたまた気分によってその印象を変えてくれる 501 のテーパードは
世界中の人々を魅了し、今なお愛用者は増える一方。
同モデル最大の魅力とも言えるシルエットを、より実感して頂けるのがこの年代なのではないかと個人的には思います。
腿周りに極めて若干のゆとりを持たされた事で生まれる秀逸なカーブライン。
太くなく細すぎない着地点で、王道デニム・トラウザーズにおいての丁度真ん中な存在感を発揮します。
コーディネートの妙技はもちろんの事、穿くという行為そのものが意味を成す。そんな一本です。
ビッグE 特有の表情は、いつもの通り美しく
たとえデニムに興味の無い方でも何か感じて頂けると思います。
生地の特性や魅力など、細部の細部までひも解かれているアイテムですので
掘り下げようと思えばいくらでも可能です。
それが魅力的なコンテンツである事が間違いないからこそ、
私はシンプルに、ただの一本のデニムパンツとして対話するのが一番楽しく感じます。
言うまでもありませんが、それだけの力を秘めていますので
良くないわけがない。まぁある種の出来レースみたいなもの。
様々な想い出と共に芳醇な愛情が注がれた一本ですので、ただシンプルに足を通して頂きたい。
話はそれからのような気がします。
1960s Levi’s 501 , denim trousers.
トラウザーズとして単純にお薦め。
それだけのこと。
明日は XX をご紹介させて頂きます。
SURR by LAILA 福留
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