“ 点 ” 的な爆発力 / Diary848
30.3.2020

先の 28日(土)・29日(日) と弊社各店が臨時休店を頂き、大変に失礼致しました。状況を刻一刻と見守る日々、自身と周囲の人々と取り巻く環境を何よりも優先して守るべき日々が続いており、どなた様におきましても予断を許さないことと想います。皆様いかが御過ごしでしょうか。御機嫌いかがでしょうか?御愛顧くださる皆様方と皆様方の御家族, ご友人, お仕事に関わる方々などがまずは御元気で在られること、“ 良き ” で在られることを陰ながら願っております。
弊店におけるこれら Diary や Online の “ 読む” や “ 視る” それぞれの項目に関しまして、弊店はかねてより 僅かでも御暇つぶしに成りましたら と心から想っており、これまで幾人もの御客様方に直接言葉として告げさせて頂いておりますが、より一層僅かでも、ほんの一匙でも御暇つぶしとして役に立てたらと, 僭越ながら立ちたいと想わずには居られず、かつ恥も外聞も捨てて欲を晒させて頂きますと、ほんの僅かでも愉しいと思って頂けたり, その瞬間が豊かに成って頂きたい と想わずには居られません。
そのような勝手ながらの想いもあって先日ひっそりと Online 先行で御披露目と成りました新作群ですが、御問い合わせくださった皆様に御礼を申しあげますと共に内容によっては返信までに御時間を頂戴してしまった御方に御詫び申しあげます。今後も休店に成ったとて御問い合わせに返信叶うこともございますので、引き続き御気軽にお申し付け頂けたらと想います。

このように、既に御披露目させて頂いております新作のアンティーク・ファインジュエリー。この度の Diary ではそれらに関しまして, 装身具に関しまして綴らせて頂きますので、皆様方の僅かでも御暇つぶしに成れましたら幸いです。

 

 

 

昨年末の雑記でほんの少しだけ撫でました “ スタイルとライフスタイル ” という極めて重大な題目について考えた時、まず頭の中に薄ぼんやりながら高い確率で太い支柱のように想い挙がったのは装身具という存在でした。そもそもライフスタイルによっては不要であるどころか 邪魔だよ と成る存在にも関わらず、いや、人と場合によっては邪魔にすら成るからこそ “ 身に着けることを軸とした装い ” と “ 人生を軸とした装い ” のそれぞれに想いを馳せた時に、装身具が在ったのならば後者の論点においてそれ相応の存在価値を有するのではないか と想いました。
人生の節目で自発的にバンジージャンプをする人も居れば一億円積まれてもバンジーなんてしないという人も居るのはどちらが正しい・正しくないということではございませんが、事実としてバンジージャンプは存在し一回〇〇円のように生業として成立しておりますので、やはり大切なのは飛ぶか・飛ばないかを自身でしっかりと判断するということ、そして飛ぶを選んだ際にはどう飛ぶかを考えるということなのではないかと想うのです。もし装身具を身に着けるとしたら、どのような物質をどのように身に着けるか?

 

 

 

別にワイシャツでもパーカーでもTシャツでも、テーラードジャケットでもスポーツジャケットでもコートでもダウンジャケットでも構わないのです。人それぞれ好みございますので。そのうえで空想の個を思い浮かべて, その人のライフスタイルを経たうえで装身具を身に着けているとしたら、なにをどのように身に着けるのだろうか。  十人が十人等しく身に着ける存在ではないからこそ弊店にとっては大切に感じられまして、ゆえに 2020 という期が始まる際にはしっかりとその想いを御披露目という形で表したい気持ちはあったのですが、間に合わず叶いませんでした。
そして先日御披露目させて頂きました新作の装身具。今期は人生を軸とした装いを論点としたうえで身に着けるか着けないかの御判断を踏まえたうえで、改めてアンティーク・ファインジュエリーという御提案からまずは始めさせて頂きましたが、私にとってこの度のファインジュエリーにもまた、結果的にそろい踏みになったことで芽生えた自覚ですがある種の ( 勝手ながら、な ) “ 気分の流れ ” のようなものを感じます。仮に世の中にファインジュエリーの印象というような一定的な認識が在ったとして、それに則した特有の線の細さなどによる繊細さを備えながらも強烈な個性というか独善性というか “ 点 ” 的な爆発力的要素を備えた面々と申しますか。どっちつかずなようで結果的には非常に我が儘な個性を備えているような気分の流れが私の中に在ったようなのです。

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

New arrival. Antique fine jewelry collection.

僅かでも琴線に触れるなにかがございましたら、御気軽にお申し付けくださいませ。それでは皆々様、御機嫌よう。

 

 

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