御礼 / Diary715
8.5.2019



この度は小林の引退に伴い御言葉や御便りなど様々な御配慮を頂戴致しましたこと、彼に代わり心から御礼を申しあげます。本当に本当に、ありがとうございます。

彼が弊社の戸を叩き結果 5 年間在籍したこととなったのは御縁以外の何ものでもありませんでしたが、その内の 2 年 8 カ月間密に過ごしたことを少し前に振り返ってみましたところ、おかしな表現かもしれませんが私の頭には “ ボーナスステージ ” という言葉が挙がりました。その時間において私は彼に何かを “ 教えた ” 自覚が一切ございませんでして、例えば この縦を横にするとこうなる といったいわゆるで言うところの “ 意見 ” のみで判断を全てを彼自身に任せ続けたのですが、それは 一つの空間に選任する人物がその空間の軸であり、その表現にまつわる責任者 という “ その容れもの = その人物 ” と当時から今に至るまで一貫して一個人的に考えているがゆえでした。私にとって彼は部下という区分ではなく、いわゆる仲良しこよしな間柄でもありませんでしたが、パートナーと呼べる一人の人間であると共に紛れもなく社会に真正面から向き合う親愛なる立派な一人の人間でした。数多の失礼や不充分が在ったにも関わらず彼を僅かなりとも愛してくださった御方に今一度御礼を申しあげます。この感謝の念は、忘れません。
渋谷や恵比寿や六本木などの夜の大人の時間にあの眼鏡が光っておりましたら御写真などに収めて頂き拝見させて頂けますと幸いです。一緒にアハアハハと笑わせてくださいませ。

 

SURR という一つの容れものにおける絶対的に最も大切な存在は御客様方、その次が品、その次が選任者ですが、これを機に私が再び選任にて携わらせて頂きますこと、それに伴い週に1度, 月曜日に御休みを頂戴 ( 月曜が祝日の場合は、その明けた翌日が御休みとなります ) 致しますこと、御了承頂けましたら幸いです。

自分とは全く異なる考えや感性と共に過ごしたことによってまた視点を増やすことができましたので、今まで以上に御愉しみ頂ける容れものを目指して、ヴィンテージやアンティークを中心とした品や文化の根本的・潜在的・実質的な求心力をじっくりと御提案できるよう、社会におけるより強い違和感であり続けながら社会の迷惑にならぬよう毎秒精査致します。

 

 

 

 

 





 

 

 

取り急ぎ視える事柄から視えない事柄に至るまで、彼の容れものから私の容れものへ再構築, スクラップの無いビルドを時間をかけて穏やかに進行致します。機会ございましたら引き続き御気軽に御立ち寄りくださいませ。

 

 

SURR by LAILA 福留

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