連日ご紹介しております「Vintage leather shoes」ですが、予告もなく唐突に開始致しまして、Vo.3にて漸く終局致しました。仏が誇る2大双璧共に、充実したラインナップとなっておりますのでフィッティングは密にご相談頂きながら、長い付き合いとなる1足をじっくりとお選び下さい。其々エントリーにつきまして特別センテンスを設けず挑みましたが、各メーカー、モデル共にその背景やディテールなど店頭にて此方も密にご説明させて頂きます。
さて、今週は間髪入れずに。
“異素材”をテーマとした内容。
特質的なテクスチャーを獲得する上で重要視されるは謂わずもがな、マテリアルの選考。加工というプロセスが存在するか否かは扨措き、上記選考に際して厳格なる基準を設ける事で成し得たであろう“特質的なテクスチャー”は、触れる、着る、脱ぐ、という行為を経て、我々が確実に感じることのできる領域。コットン、ウール、リネン、レザー各種、シルク、さらに細分化しようものなら当然に両手の指では挙げきれず、それでいて極上か否かの判断基準は極めて難しい一線でありますが、其の1着に対する最終的な判断を下すは作り手ではなく、瞭然なまでに着用者。「此れは素晴らしい素材だ」と、判断に至ったその刹那にクリエイションの過程で設けた“厳格なる基準”の理解に到達すると同時に、感覚的という不確かな領域にて、クリエイターとシンクロする瞬間であるはず。今回は「コットン」「シルク」「レザー」から取って置きの3着を。
80s Hermes silk Button-down shirt “Side vents”
90s Dries Van Noten light cotton daily coat
90s Lieve Van Gorp Leather T-shirt with viscose full lining “ZIP detail”
それでは皆様、よい週末を。
SURR by LAILA 小林
03-5468-5966
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