
弊店ではこれまでにも何度もご紹介してきた、最早説明不要とも言えるジョルジオ・アルマーニですが、毎度のことながら新しい発見があります。 年代やライン、生地、シルエットなどに目を向けてみると、見慣れているはずのアルマーニでも、まだまだ新鮮な発見があるものです。 勿論、今回ご紹介するこちらの1本も初見でした。




New 90s Armani Jeans wide cotton pique five pocket pants
80年代後半頃に、テキスタイルに焦点を当てて展開されていたライン「H.P.F(High Performance Fabric)」。 恐らくCotton 100%と思われる、上質な太畝コーデュロイを使用しており、太畝ならではの立体感のある表情に加え、しっかりとした生地感も魅力的。テキスタイルに焦点を当てていたH.P.Fという背景を知ったうえで見ると、こうした素材選びにも当時のアルマーニらしさを感じます。 この年代のアルマーニのパンツは、テーパードが強く、裾にかけて細くなるシルエットのものが多いですが、こちらは裾幅20.5cmと程よくゆとりがあり、今の感覚で穿いても非常にバランスが良いです。 初期ならではのレザーパッチやピスネームタグもポイントで、年代を感じさせるディテールが残っているのも嬉しいところです。 そして個人的に面白いと思ったのが、前の持ち主によって裾がシングル仕立てにされていること。 アルマーニのパンツでありながら、こうした仕立てを見ると、前の持ち主はスラックスのような感覚で穿いていたのかもしれません。誰かが実際に穿いて、手を加えて、その人なりの一本になっていった過程を想像できるのも、面白いですよね。

生地の質感、ディテールだけで十分に魅力的ですが、何よりこのカラーリングがとにかく良いです。

サイズ36,W34,L30.5inches
猛烈に欲しいです。
SURR 古川
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