サラリとシャツ / Diary1295
16.4.2025

サラリとセーターSTYLEも好きですがサラリとシャツSTYLEも好き。まぁ皆好きか、セーターよりも好きな人多いか?見てても心地良いですしねサラリとシャツSTYLEってほぼ間違いなく着ている当人も快適というかおそらくは自分らしくいられているのでしょうし。タックインするのかしないのか,ボタンをしっかり留めるのか留めないのか,袖を捲るのか捲らないのか,カジュアルに着るのかドレスに着るのか。個人的に今年のMYシャツSTYLEは完全に一択でタックインせずにボタンもラフに留めて袖を捲って上質な個体をカジュアル(な気持ち)に。要はサラリとシャツです。

と例年以上に明確なイメージがあるにも関わらず,いや逆に明確なイメージがあるからか例年以上にプライベートショッピングで着たいシャツに全くもって出逢えませんが悲しいかな慣れたモンというかなんと言うか、引き続き逆引き寄せの法則宜しくな探したら見つからないメソッドを今回もビシバシと感じています、いやはや“良いもの”に出逢うことがいかに尊いか。品質しかり技術しかり感性しかり熱意しかり“良いもの”でサラリと着られればなんでも良いんですけどねド王道メーカーでも老舗デザイナーでもチャレンジャーデザイナーでもアノニマスでも、デザイン性皆無のプレーンシャツでもデザインシャツでもワークシャツでもミリタリーシャツでも。

ということでSURRなりのサラリとシャツの新作セレクションです。

 

 

 

桃色ドレス。これまた熱量たっぷりの存在感ですねぇ。

 

 

今回のセレクションでこれが最もデザインに振り切ったイっちゃっててイケてるシャツ、ヴェルサーチェさんの最初期メンズクリエイション。

 

 

タータンチェックに加えて猫目ボタンを選ぶ感じのヴァレンティノのムード、やっぱ好き。

 

 

ミッソーニの総柄シャツって独特のコクが先立つことが多いのですが、これはエレガントさが先立ちました。

 

 

SURRになってから10年以上経ちましたが未だにこの(おそらくは)ヴィンテージカルチャーに溢れ返っているであろう紋章がSURRの空間にあることに慣れません。

 

 

これもヴェルサーチェさんの最初期メンズクリエイションで先のサーティーワングリーンよりも穏やかですが充分にデザインシャツの存在感。でも先立つのは上品なミニマムドレス感かな?胸ポケットも無いし。

 

 

お久しぶりです。お元気でしたか?2025年の今も群を抜いて素敵ですよ。

 

 

2002SSのランウェイで象徴的な要素となったウィンチェスターシャツ。サラリと着るかグッとキリッと着るか。

 

 

お分かりですか?ヨークが無いの。ちょっとしたことに思われるかもしれませんが私は猛烈に気持ち良い違和感を感じます。今回のセレクションでこれが最後のヴェルサーチェ最初期メンズクリエイション。

 

 

正々堂々WORKの世界観で華美じゃ無いけど確かに注がれたデザインシルエットの感性がさりげなく響いて“なんか格好良いね、それどこの?”の“なんか”要素を確立してくれる。“良いもの”の“良さ”ってこういうさりげないけど的確で確実で適正な感性の積み重なり機微がとっても大事なんだなぁって。あー“”多い。

 

 

 

 

New Shirt Selection

 

“良いもの”って本当に良いよねー。

 

 

SURR 福留

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