Bespoke Hermes homme / Diary1230
31.5.2024

と出逢えました。いや出逢ってしまいました。

 

 

存在そのものが“事件“なところでなんとセットアップ,しかも均整の美しいシルエットバランス,しかもサマースーツ,しかも着回しやすいランプブラック,しかも嬉しいダブルブレスト,しかも予備のトラウザー付き(繊細なサマーウールゆえこれは相当にありがたい)と誠に出逢えたし出逢ってしまったしな逸品との縁を結んでくれたいつもお世話になっている男性服飾史におけるトップラグジュアリー専門のパリのコレクターさんにはいつも以上の感謝を。現地に根付いて過去と今と未来に向き合い続けてきたからこそ辿り着けた集大成のようなプロダクトと決して現地に根付いていない私が瞬間瞬間のタイミングでこの一着と出逢えたこと出逢ってしまったことは奇跡でしかありません。

 

 

 

 

 

New arrival early00s Bespoke Hermes homme summer suits

出逢いの奇跡はヴィンテージ全体に言えることですがこれはひとしお、なぜなら私はHermes Hommeが好きだから。

バイヤーが“私物にしたいです笑“みたいに言うのってヴィンテージカルチャーあるあるなのかもしれませんが(私は絶対に用いない言い回しというかムードというかニュアンスですが)、これに関しては出逢った瞬間自分のものにしたいというより(サイズ感かなり良いんですけどね…)店頭にお披露目したいお客様にご覧頂きたい欲が猛烈に沸きあがりました。相変わらず小売業として矛盾MAXですがSURRの空間にできるだけ長く置いておきたい心持ち。

強烈過ぎるほどに爽やかなサマーウールとフランス老舗仕立て職人による手縫いの構築とHermes hommeの設計力の融合、もうね袖を通すと泣けてきますよ。そうだそうだファッションって愛に溢れていたカルチャーだったなって、楽しくて心地良くてLOVEに溢れた世界だったなって、そういえばそういうこと忘れていたよって。そう感じた数日後に鈴木がMUSEE行ったんでお土産ですってくれたポストカードがこれ↓

 

Thanks

 

 

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