Antique fine jewelry 2023,necklace / Diary1150
18.8.2023

前々回文字にしたのがトリガーになったのか引き続き真夏を楽しみたい自分と秋を意識したい自分がよりくっきりと同居するようになってしまったので先日お気に入りのヴィンテージデニムジャケット×ショーツでインナーに念のため一番涼しいリネンTEEを潜ませたら案の定入室時に管理人さんに心配されリネンTEEが汗びっしょりびっしょりになりましたがやはり楽しかった。デニムジャケットははっきり言って早かったけど(もうちょっとかな?)サマーテーラードジャケットやサマージャケットはより一層にONタイムですね、最高。8月になってから日に日に暑さの質が変わったような気がして新暦だともう立秋だもんなぁなんて独り言ちたりしていましたがやっぱり湿度があったりでバッチリ暑い、でも真夏と秋を同居させたい。ということで本日もアロハシャツにコットンチノトラウザーで真夏×秋先行を楽しんでいます。

 

さて、これまでに様々なジュエリーを御提案してまいりましたが、その実圧倒的に御提案できていない区分があります。それはネックレス。理由は“これまで私が経験したことがないから”と明白で、経験したものでないとピントが合わないというバイイングする立場失格な特性がありまして、そもそもにおいてネックレス欲しいしスペックを消したいしとうことで長年新旧問わず探し続けているのですが出逢えておらず、挙句の果てには心臓に近ければ近いほど出逢うのが難しいんじゃないかという意味不明なロジックすら浮かんでしまう始末。そういえば以前にお気に入りのメーカーの定番品を見に行った時なんて首が太過ぎてチェーンの長さが足りなかったなぁ、あれは切なかった。

 

イメージは昔からはっきりしているんですよ、私はエロいパーソナリティが好きなのと付け外しの日常動作がないことに高いプライオリティを置いているので首元にすっきりと収まるコンパクトな長さでチラリと覗くか覗かないかくらいのバランス、基本外さないとなるとゴールドかプラチナが良いなぁといったところでしょうか。それが絶妙に出逢えないったら出逢えない。2017年に御提案したパールネックレス昨年のパールネックレスなんかもう理想形の一つでした。ちなみに前述した切ない一見も現代のパールメーカーでの一幕です。一粒のパールを胸元に、未だ憧れます。

 

経験したことはないにせよイメージははっきりしているので買付の旅順のたびに出逢いを願うのですがSURRが出来て10年弱で二本のみ、アンティークファインジュエリーにおいてリングやブレスレットを比較すると圧倒的に出逢えていません。やはりフェミニンです。比較的ジュエリーはフェミニンなムードも男性に適合させられると思っているのですが、それでもフェミニンなアンティークネックレスにしか出逢えません。トップがこうだったら,チェーンがこうだったらといった“惜しい”もなく、はっきりと女性的で逆に清々しいほどなのですが、前回の旅順にて幸運にも三本と出逢うことができました。私にとっては“たった三本”ではなく“三本も”な嬉しい嬉しい出逢い。きっと少し前に親愛なる御客様のYT様が素敵なネックレスを新調されていてテンションが上がったおかげで引き寄せられたに違いない。あるんですよねーこういう力って。

 

 

 




9k×ダイヤモンド、750プラチナ×ダイヤモンド、そして22kゴールド。

 

 

 

Antique fine jewelry 2023,necklace

 

年代分布は1900年代初頭から1950年代頃、新しいといっても70年ほど前なので細部に至るまでの装飾性と構築力が本当に見事です。
三本のうちどれか欲しいなぁと思いながらも例によっていずれも御客様のものなので、引き続き国内外問わず新旧問わずMYパーソナルネックレス探しジャーニーを続けたいと思います。

 

 

SURR 福留

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