肉厚ピュアシルク。
名門ターコイズ。
M47カスタマイズ。
やったーセットアップ。
表に裏の意匠。
このようにこの度の新作群も大変に濃密なのですが、その中に相当な問題児が居りますので早速粒立たせて頂きます。
このタータンチェックとチラリ覗くラベルは最近新たなチーフクリエイティヴディレクターを迎えたアチラさんですね。バルカラー、王道の極みですね。
あっ、セットインスリーヴじゃないですか。なかなかの希少個体ですねぇ。
カフスにバンドが無い。なるほどなるほど
、、、、、、ん?
むむむむ、胸ポケット!!!!?????
70年代のMade in England個体のバルカラーコートに胸ポケットが付いている!!!!!!!
いやー本当にビックリしましたよ。目を疑うとはまさにこのことで信じられなくてベタな漫画宜しく目をゴシゴシこすっていたのはロンドン広しと言えども私ぐらいだったのではないでしょうか。これまでDiaryないしONLINEないしに書き連ねてきたバーバリーへの愛の駄文の根幹にはヘリテージ要素が濃い会社だからこそ長い歴史の中で様々なプロダクトが製作され、千着見ようとも二千着見ようとも何かしらの新しさや刺激を与えてくれる全貌を知る人はこの世に居ないのではないかと思うほどのバリエーションの豊さが在るのですが、私の拙い経験値の中でもトップクラスの驚きで、もはや問題児と言えるほどの存在です。
いやー驚いた。バルカラーでセットインスリーヴってだけでも充分刺激的ですし70s個体ってだけでも充分なプライオリティですが、それに胸ポケット。なんかフラップもやたらでかいし。なんなんですかこの子、オーダーメイド?リミテッドモデル?
New arrival,70s Burberrys unknown “chest pocket” bal collar coat.
あと着丈が際立って短いです。あとシルエットも細身で物凄く綺麗です(サイズ表記は40R、手書き)。あと裏地がコットン系のマットなテクスチャーじゃなくて化繊系の光沢感の強い素材です。ふぅ、こうやって書いてみたらまとも(王道的)な要素ほとんどねーじゃねーか!色もなんか濃いしよー!!
私、バーバリーコート所有していないんです。その理由は自分の中では明白で、自身で様々なユニークでレアでイレギュラーなヴィンテージバーバリー個体に出逢ってしまっているがゆえに、どこに着地したら良いか分からないまま現在に至っているんです。この一着で一層混迷を極めたのは間違いありません。もうダニエル・リーのクリエイションから選ぼうかしら。素敵だったもんなぁランウェイ。
SURR 福留
03-5468-5966
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