トラベルノート / Diary1100
25.1.2023

地味にカウンターが回って1100になりました。1に戻るまであと8899、1100になるまで約9年かかったので単純計算であと72年で、仮に週五でDiary更新するとしても37年ですか。頑張ります!拘ることが気分的にトゥーマッチになり持論を可視化する行為が心的にトゥーマッチになってから数年経ちまして、自分としてはそれまでよりも自分らしく書けている気分なのですが、先日顧客さまに最近のDiaryはテンションが高いと指摘された時はちょっと気恥ずかしくなりました。引き続きトイレ時間や電車の待ち時間や一服中に御査収頂くべき片手間読み物を目指して精進です。

 

先日のリバーシブルボンバーに続いてHermesクリエイション。同じHermesの看板を背負っていてもHommeもFemmeもバッグもアクセサリーも全て別会社のような独立部門であるのがまた天晴れ。なので昨日のリバーシブルボンバーと本日の一品は完全に別チャンネル。楽しいですねぇ。
スモールレザーバッグ・シリーズなどでもいつも様々なニーズに向けてプロダクトを発信する姿勢に気付く度、個性を重視し自分に対して謎に自信があるにも関わらず自己肯定感が低い私は“そのままで良いんだよ”と優しく声をかけてもらっているような、その“誰が欲しがるねん”と言われそうな存在にも必ず何処かの誰かが必要としていて、その際は往々にして求める熱量が大きいという厳しい世界の優しい事実を可視化してもらっているような、暖かく幸せな気持ちになるのです。王道としてモテてこられなかった(一応まだ諦めていないけど),主役として脚光を浴びてこなかった(これはもう諦めているけど),常に赤レンジャーではなかった(これは別に良いけど)私はそんなHermes社の日陰者の私にも手を差し伸べてくれるかのような全方位型の姿勢が大好きでならず尊敬して止みません。

 

ですのでこれもまたズガンと痺れました。見た目はゴン太のロングウォレットのようですがその実は旅に持ち運ぶ用のノート。素晴らしい、なんて素晴らしいニッチプロダクトなんだ!ステーショナリーカルチャーには以前から在りますね装丁が極端に柔らかいので丸めたり畳んだりできるノート、それを現在は既に廃盤となった軽くて柔らかくて擦れや汚れに強く耐水性も有した加工の雄仔牛レザー,クシュベルで製作したのがこちらのHermesプロダクトとなります。

 

 

 

 

 




シンプルの極み。最強です。

 

 

New arrival,1992s Hermes Veau Graine Courchevel travel note.

とんでもない贅沢かもしれませんが、それが与えてくれる豊かさは言語化も理論家も叶わない生きる希望です。“ずっとこれだって言うトラベルノートを探していたんだ!”な貴方の御来店、心よりお待ち申しあげております。

 

 

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