GW2022-1 / Diary1047
28.4.2022

待望の御方も多いことと存じます、明日からゴールデンウイークですね。もちろん祝日も営業の生業ですので変わらずな日々ですが、なんでしょう街の気配と申しますか人の空気と申しますか、どこかワクワクしているかのようなムードを勝手に一人楽しんでいます。今年もGW期間中は通常通り終日12:00から19:30まで北青山のマンションの一室にてひっそりと静かに営業しておりますので、機会ございましたらどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 





これらは明日御披露目の新作群の一部なのですが、今年はなんとなし期間中になるべくDiaryを更新したい気分になりました。1エントリーで1アイテムもしくは1区分、さてさてGW2022のナンバリングをどれくらい積み重ねられるのでしょうか。現時点では頭の中に今回のエントリー含めてまず7回分は浮かびます。そのうち少なくとも1つはOnlineにて抜粋しようと思いますので6回か。そして日数は平日も含めると10日間。どうでしょう、連続更新はやったことがないのであまり想像つきませんが日々の状況と気分に委ねようと思います。

それでは初回GW2022-1。

 

 

 

 

 

スマートフォンが普及しキャッシュレスが台頭してきた頃だったでしょうか、何かのコメントだったか記事だったか記載だったかで Hermes は今の時代にぴったりな財布を作っている的な意見を目にした時に私は“ それは違う ”とふと思ったことを記憶しています。
正確には“今の時代にぴったりな財布【も】作り続けてきた”ではないでしょうか。つまりは古来より人にはそれぞれの丁度良さや使いやすさがあり、ある程度の傾向はあれど細分化するとバリエーションのふり幅は尋常ではないにも関わらず、Hermesは細分化にも対応できるような様々なプロダクトを積極的に製作し続けてきたので、“そのうちの一側面を切り取ると今の時代にぴったり”という印象になるのではないかと。更に言えばそれは時代が追いついたなどといった仰々しい大風呂敷広げたような捉え方ではなく、真面目に取り組んできたただの現時点での着地なので特段褒められることでも持ち上げられることでもないと会社的には思っているのではないかと、私は勝手に思っています。良い会社ですし尊敬できる会社です本当に。

かねてより市場などでの買い物時にカゴバックなどを持参するフランスは御存知の通りかねてよりスーパーマーケットなどで持ち帰りバッグは有料なのでエコバッグを持参するor手に抱えて持ち帰るのが日常です(考えてみるとその文化はいつ頃から始まったのでしょうか。そういえば私は1910年代の簡易バッグを所有していますが、そんな古くからなのでしょうか)。日本でもプラスチック製買物袋有料化が始まった2020年7月1日以降エコバッグを持ち歩く方も増えられたのではないでしょうか。はい、私も持ち歩いています。こちらなんかもまさに“そのうちの一側面を切り取ると今の時代にぴったり”な一品ですね。というかその極地でしょうか。


素晴らしきプロダクト。1999年の一品です。ストラップは肩掛けがしっくりきますでしょうか。もしくはハンドもしくはメッセンジャーバッグ的なクロススタイルも可能です。くるくると巻き付けてTバーでキュッとすれば一般的なペットボトルよりも細くなるので例えばバックパックなどのボトルホルダーにも収納できますし、なんなら鷲掴みで歩くことも可能となります。どうぞ卒業証書の筒をイメージしてくださいまし。収納本体は長方形に縫製されたのみの不定形ですので様々な品を収納できレザーはしっとりと柔らかかつ丈夫な山羊革となりますので、是非とも日常的に御活用頂きたいです。

 

 

 


1999s Hermes

エコバッグとして向き合うなかったとしても結果的にはそれらと同じくに扱うことになるであろうライフスタイルピース。いやぁ最高ですねぇ。

 

 

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