ベストオブベスト / Diary979
7.6.2021

 

 

早速ですがご紹介させて頂きます。

 

 

New arrival, 1993SS Dries Van Noten flower holes design linen vest

ドリス・ヴァン・ノッテンのベストと言えば 1992 年のランウェイ・デビューから特に春夏は注力していたプロダクトだと感じます。特に 1994 年春夏のランウェイが印象的と言いますか、メンズの6割程ベストを着用していまして。多彩なデザイン性やカラーリングが目を惹くコレクション、ベストと言えばこのシーズン!位に思っていました。なので 94 年だろうと調べていたのですが、、あれ、無い。何回見返しても無い。。と言うのも本品は 1993 年春夏コレクションのフィナーレの為に製作された為、メインのランウェイには登場せず。そりゃない筈です。発見した際は鳥肌が立ちましたよ、素敵過ぎて。まだまだ勉強不足です。

 

 

無数に、ランダムに配置されたボタンホール。かと思いきや下記のフィナーレの写真でお分かりの通り花を挿す為。フラワーホールとなります。

 

もはやアートの様にも捉えられます。

 

形状はクラシカルなので、シンプルにまとめたスタイルにはこちらのデザイン性が映えるかと。しなやかなリネンにキュプラの裏地と着心地も癖になります。

 

インナーとしても最高のフロントデザインです。お素材的に冬場を除いてはインナー、羽織としてお楽しみ頂けます。

 

  

 

New arrival,1999s Dries Van Noten sport – style sleeve les jacket

ランウェイでは登場しませんでしたが、下記のお写真の同型ジャケットはお披露目されています。コットン・ポプリンの微光沢感に襟付きのベストと言う個体性、またフロントファスナーも riri を使用するなど拘り溢れた本品。このシーズンはモデルが全体ヘアバンドを着用するスポーティさとテーラリングのコンビネーションが印象的なコレクション。第一印象で本品のクールさは充分に感じて頂けるかと思いますし、着込める・羽織れる自由度の高さが魅力的です。個人的にですが軽装となるとポケットが必然的に減る為、本品の様な夏着れるジャケットは本当に助かります。

 

襟裏のステッチワークも拘りの一つ。

 

 

 

ロングレングスなインナーとのレイヤードにも◎。着丈もナチュラルなのでバランスが取りやすいですよ。

 

心からご推奨した理由は 秋冬も楽しめる ところです。ハイネックのセーターに本品を合わせ、コートを着る。なんて妄想していますが、素晴らしく有用性のある一品なのです。厚手では無いインナーでしたら差支えない程身幅もしっかりとありますので、レイヤードスタイルにはも重宝しますよ。本当に。

 

  

 

New arrival , 80s Armani Jeans tactical style vest

1981年に始動した Giorgio Armani 氏が手掛ける Armani Jeans 。カジュアル・ラインと言えばそうも捉えられるのですが、初期頃はメインラインと同じ工房でジョルジオ氏の管理下の元生産されていました。生産が多国籍に移り変わり、カジュアル・ラインとしての認知度も飛躍的にArmani Exchangeと共に広まったように感じます。とりわけイタリー・メイドで無ければ とは思いませんが、本品のデザイン性の高さには正直魅力を感じます。あと、やっぱりマテリアルが非常に。

 

いやはや。このフロント、バックを繋ぐデザイン性にはやられました。

 

 

お色味も含めて合わないものは無さそうですね(笑)。今回は爽やかなブルーベースでポイントとして。

 

サイドから見てもグッドデザインです。

 

こちらも是非、秋冬もお楽しみください。非常に軽いパテッドデザインですので、通年ご着用頂けます。これさえあれば、な秀逸なデザイン性。
 

  

 

 

  

 

明日よりお披露目致します。

 

 

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