表題の通りなんか好きなんですよね、アルマーニ・トラウザーズ。
上半身のバランスを崩さない、絶妙なレッグライン。
太過ぎるとコンセプトが強すぎますし、細いとちょっとオン過ぎるな、、と其々の良さは勿論の事、素材やタックの数やどの位置でウエストを収めるか等、毎回ヴィンテージ・トラウザーズの選択には何か犠牲する、背がデカいので妥協点が多い私の身体には結果イタリアの洋服が合うなと改めて確信しました(自分の事ですみません)。好みとしてまず細身のものは履かないので(下半身ボリュームがある方がバランスが良いと勝手に思っています)セミワイド辺りが理想的。腰回りに余裕がある2タックが更に理想的。レングスは長目に残っていれば理想的。と挙げるとキリが無いのですが、その中でもイタリアのデザイナーズ・クリエイションのトラウザーズは基本的に裏切ら無いと言いますか、仕立ての本場としての高い水準のクオリティやイタリアらしい軽さ・品ある素材選びは嫌いな方はいないのでは。なんて思ったりします。ゴリ押しする訳では無いのですが、一家に一着、いや二,三着あったら、それが通年使えるマテリアルだったら最高。その中でも織や柄、色と自身のスタイルに当て嵌まる、季節を問わないカラーリングが重要なポイントになるかと。だらだらと長くなりましたが、綴らせて頂いた条件を踏まえた上で今回の一本は最高なのです。
綾目が目視出来る程のやや太番手なピュアニューウールとレーヨンの混紡によるマテリアル。それだけでも私は大満足なのですが、カラーリングもまた良い。オリーブカラーにグレイッシュなカラーを混ぜたような非常に他のお色味とも相互性の良い色調。
腰回りの程よいボリューム感にレッグラインも緩やかなテーパードにセミワイドな構築。ピュアニューウールとレーヨンと聞くととろみがあり柔らか過ぎるのではと感じてしまうかと思いますが、どちらかと言いますと張りを感じて頂けます。(新毛の油分やレーヨンとの混紡がそうさせるのですかね)
着用感はこちらに。
New arrival , 80s Giorgio Armani pure new wool & rayon trousers
非常にバランスの取れた絶妙な緩さ。股上がしっかりありますので、ハイウエストで合わせて頂くのがお薦めです。今回はジャケット、シャツとどうしてもイタリアの洋服と合わせたい、、とクリーンなスタイルのご提案となりましたが、これからの季節、コットンニットや薄手のウールニットでさらっと合わせてみては如何でしょうか。あ、レザージャケットとの相性も良さそうですね。通年ご利用頂ける汎用性の高い素材感ですので、普段 46 サイズの方、30、31 インチのウエストの方、是非是非。
通信販売も承っております。
店頭には明日からお披露目致しますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
SURR by LAILA 鈴木
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