column005_アーキュレイト・ステッチを尻の下に敷く意義 / Diary095
15.1.2015

スタッフ募集のお知らせ

自身のスタイルにおいて、アヴァンギャルドを一つの指標にと昨年末ふと思い、実行してきました。
一個人として極稀に脈絡無く現れる “ イメージの閃き ” は既存のアイテムを別の角度から捉えられる貴重な機会であり、例年通り楽しいファッションの躍進を予感させてくれる刺激です。そのような折りに漏れなく立ち返り再熟考するアイテムの一つとして、私にはデニムがあります。

 

言わずもがなの STANDARD 。スタンダードと称するのもある種おこがましい程の STANDARD 。スタイル問わず年齢問わず幅広く親しまれるアイテムであり、ヴィンテージにおいてもライトからディープまで存在するアイテムであり、その不変性には歴史の裏付けがあります。
メーカーで視るも良し、時代で視るも良し、ディティールで視るも良しと楽しみ方は人それぞれですが、私は全ての要素を踏まえたうえで “ 色気が在るか否か ” を最終的な判断はとしています。長い歴史で積み上げられた多彩なバリエーションは漏れなく興味深く、それに応じて魅力度の上下がありますが、やはり認識や知識と同列、時にそれ以上に感覚器官を重要視したいと何事においても常に思います。

 

私にとってデニムは感覚的なテクスチャーです。おかげでファッションを認識し始めた頃から多少の上下はありつつも、一貫してデニムと慣れ親しんできました。アメカジ一辺倒は未経験ですが、どのスタイルにもデニムを取り入れていたように思います。
こうなると言わば米や水です。善い悪いではなく在って然るべきで合って当然。やはり紳士も男子も結局なんだかんだでデニム好きだよなぁというのが今回のお話でした。
なお、既にMyアヴァンギャルドの中に自然と入り込んでいます。まぁ閃きが先行している分、ゆくゆくは見た目から判断できない感覚的アヴァンギャルドに陥る事が容易に予想できますが、それはそれで楽しいのでOK。皆様も是非、ご自身のスタイルに御躍進くださいませ。

 

 

 

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余談ですが、私はリーバイスとラングラーが贔屓です。特にリーバイスのアーキュレイト・ステッチ(ヒップポケットのあれ)は特別に思っています。 『 アーキュレイト・ステッチを尻の下に敷く意義 』 ここに米的・水的な真理を感じる所存。

 

 

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