素材名であり、コートの代名詞と呼ぶに相応しい Burberry’s 。
18 世紀中期小さなブティックから始まり、19 世紀末陸軍高官達によって発注されたものがオリジナルだと言われています。
元を辿れば英国軍将校のオフィシャルコートとして採用され、第一次世界大戦ではコート=バーバリーと最もポピュラーな存在に。
驚くことに第一次大戦中の2年間で50万着もの生産があったらしく、その理由の一つにバーバリーファンが多く、官給品と別にプライベート用に残していた事柄は当時からクオリティーの高さが伺えます。
明日、9/14 (土)から新作として Bal-Collar coat collection by Burberry’s を御披露目致します。
40s~80s に架けて計6点、現代のそれらでも普遍的に美しさを感じる物造りですが、更新されずとも引きを取らない当時の空気に触れて頂きたく願います。私にとって Burberry’s のバルカラーコートはパリに訪れた際に何となしに入ったヴィンテージショップにて、年代は勿論、生産国に拘らずにフィーリングで購入したのが初めてでして、気付けば袖を通す典型的な形状と羽織れば他を選ばず許容のある面持ちに心惹かれる一つの定番。” 雛型 ” ですがそれらから滲み出る個性を表現するには申し分ない今回の ” 例外 ” を御披露目致します。
明日は表参道近郊は混雑が予想されますが、弊店にてごゆっくり眺めて頂ければ幸いで御座います。
SURR by LAILA 鈴木
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