綴るのが野暮なほど / Diary067
6.11.2014
の傑作ですが、綴らせて頂きます。
紛れもない名作、パイロットシューズ。
ドイツ軍で主に70~80年頃採用されていた飛行士のための一足。
ベルクロ、クッションソールなど全て機能性を加味したディティールで
全てがハイエンド。
何より、へヴィーデューティーとは程遠いしなやかなレザーが
ミリタリーという枠、スニーカーという枠、アン・ファッションという枠を
飛び越えさせる結果に。
60年代以降、ハイファッションのマストとなっているミリタリー。
その中でも特に名作を輩出してきたジャーマン・プロダクトにおいて
間違いなくトップクラスのマスターピースです。
事実、部分的な抽出のみならず時に全体図をそのままに
デザイナーによってモード・デザインとして世に送り出されてきました。
この度、こつこつと続けたセレクトが一まとまりになりましたので
ここぞとばかりにご紹介。
皆様ご存じの通りで耳にタコかと思いますが、
既に廃盤となっているアイテムゆえ、希少性の上昇は誰にも止められません。
いつでもある。というのは夢物語です。
70-80s German military, pilot shoes
デザインとボリュームが織り成す素晴らしき着地点。
全ては一度足を通して頂ければ感覚的にご認識頂けるのではないかと。
現在はサイズのみならず、様々な表情をご覧頂けます。
個人的には、その良い意味での温度差が非常に興味深く
なんだかパイロットシューズの新たな可能性に気付けそうな予感が。
SURR by LAILA 福留
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