Antique wool bespoke selections / Diary647
4.1.2019

 

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は多くのお客様にご来店、御愛顧いただき、格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬお引き立ての程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 


 

 

 

ヴィンテージ・スーツを御披露目させて頂いてから1年という時間が過ぎていた事に驚きを隠せないというより時間平等の原則という絶対的な力を掃除しながら恐れた本日1月4日は、来年の同じ日頃に同じタイミングで同じような感覚と同じような文言をボヤいているのだろうと憶いながら、約2年と7ヶ月の構想が具を得る結びに至ったひとつの編集点を誠に勝手ながら明日より御披露目させて頂きたいと憶います。

 

引き続きエントリーを続けて参りました antique という区分の tailored  という上着については、様々な角度から御伝えをせねばならない詳細が御座います故、チャンネルの接続ポイントも多岐に在るのでしょうが、わたくしより重点的に御伝えしたい接続先が【生地の強さ】である事も引き続き声を大に申し上げたい内容で御座います。現代と比べ整合的かつ合理的に提供されていなかった当時の生地 / 織りの分野で「質」のみを検証項目に挙げましたら今現在の其れ等のほうがグンと宜しいのは当然、故に総合点で勝負が適う、織り純粋の強さに加点する日常的な摩擦やら湿気やら油分やらドラマチックに当時の情調や風情なんてものも永い歳月を経て吸収され,爆発的に威力が高まった羊毛本質的の物理的強度というところで、これはもう誰がなんと謂おうと決定的な魅力点と憶います。しかしながら其の矢先、まるで信じることが困難なほど良質なカシミアタッチが出土するもので全く困ったものです。

 

 antique という区分の tailored  という上着に bespoke という純真なる特質性が確保されたうえ可視化できる整合的釦位置や妙に深いシングルや妙に大きなフラップポケットや妙なetc達と black tailored である真実も次いでご提案したくてたまらないデイリーギアで御座います。さて、この度御縁がありましたのは、1800年代後半〜1930年代、フランス、イギリス、ベルギーの三カ国の御仕立てといずれも個性力の豊かな布陣と相成りました。この機会を勝手ながら嬉しく想っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

Antique wool bespoke selections
late1800s〜1930s
France, British, Belgian
tailored jacket, coat

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Special

 


 

 

1/5(土)より。
宜しくお願い申し上げます。

 

 

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