【冬の革】 / Diary464
13.11.2017

 
 
仕立ての良いトラウザーにブーツ
 
 
たとえばこの組み合わせは、エレガントな男性という像を根底に、まだ暑い初夏の頃合いに明確なイメージとして想像に想像を重ねてまいりましたが、仕立ての良いトラウザーは仮に叶ったとしましても、思えば「ブーツ」というステージは密にエントリーしたことがなかったなと。つくりの良いフランス靴。スタイリッシュな英国靴と、兼ねてより優先的な内容はやはりドレスシューズで御座いまして、その内容は今でも尚変わる事ない普遍的な要素として捉えてはおりますが、継続的である/ないは問わずも、男性的かつエレガントなファクターを孕んだ「上質なヴィンテージブーツ」を今シーズンは慎重にフューチャーしたいと、勝手ながらのエントリーとなります。仕立ての良いトラウザーにはブーツ。
 
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コートにはボストンバッグ
 
 
たとえばこの組み合わせは、エレガントな男性という像を根底に、まだ暑い初夏の頃合いに明確なイメージとして想像に想像を重ねてまいりましたが、仕立ての良いコート仮に叶ったとしましても、思えばフレンチクラシカルの区分にてあのメーカーの、このボストンバッグは、弊店発足以来、いえ、旧LAILA VINTAGEまで遡りましても、初のエントリーではなかろうかと。圧倒的な範囲に用いられているレザーという御素材、クラシカルかつシンボリックなテキスタイル。コートには上質なボストンバッグ。
 
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ヌバックのトレンチコート
 
 
たとえばこの組み合わせは、エレガントな男性という像を思い描く際、必ずと言っていいほど付き纏う具体的なイメージ像であると同時に、ある種の “ 憧れ ” に近い内容でありながら、いざ過去の作品を探したとて、そこには具体性を孕んだ男性的な衣類が存在しないのもまた事実。やはりファッションというステージでは女性が主役のムードが強い当時、(ファッションという区分に限らず、主役は常に女性でありましょう)男性にとっての仕立て、たとえばヌバックという御素材で、たとえばトレンチコートというシンボリズムで、たとえば毛皮を纏わせる内容ともあれば、それはもう別次元。にもかかわらず、出逢いが叶ったこの1着は、それら全ての要素を完璧なまでに捉えた濃密な逸品であると、お披露目が叶います事を素直に嬉しく思います。ヌバックのトレンチコート。
 
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以上、3つの内容に共通する要素を、【冬の革】と題し、明日よりお披露目を致します。
各品々は、順々にご紹介とさせて頂きますので、お時間御座いましたらよろしくお願い申し上げます。
 
寒くなってまいりましたので、皆様ご自愛くださいませ。
 
 

 

 

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