1992s 乗馬用バッグ by Hermes / Diary993
22.7.2021

 

 
先にお話させて頂きますが、まず私は鞭を持っていません。
 

その以前に鞭を収納可能な鞄すら本品を見るまでその存在すら知りませんでした、と言いますか知る由もありませんでした。目的が明確=誰しもが分かる、親しみがある。と言う要素性において本品に関しましては、「乗馬」をする目的が明確な故に変質的な個体性であることを先に述べさせて頂きます。Hermes社の作る馬乗用の鞄と考えると餅は餅屋なんですが、乗馬と言うフィルターの無い私とってはこの個体性はやっぱり最高に変です。普段乗馬を楽しむ方に限定されるのは当たり前なのですが、弊店では如何様にも用途を制限すること無くご使用頂ければ幸いですし、福留が嬉しそうに今回の新作を持ってきた時は無言で見つめるしか出来ませんでした。オリンピックに被せてるのかな?恐らく違うとは思いますが。
 

 

メイドインフランスの刻印もさることながら、キャンバス生地を表皮に裏地はウールと言う選択。収納物を保護する役割、流石の心遣いです。

 

 

乗馬用のブーツは無かった為、ウエスタンブーツを収納してみましたが、もう一足入りそうなほどの収納力。また、センターの区切りとなるパーツは折り畳み式ですので、ブーツ意外の収納にも長けています。ぱっと何か入るかなと考えましたが、例えばPCやカメラ用の三脚、小旅行も荷物量によっては問題なさそうです。あと、単純に専用のシューズを使うスポーツをされる方にも良さそうですね。
 

 

ヘルメット用に配置された曲線的なフロントの収納。ボーリングの球がすっぽりと入るであろう程のマチのあるサイズ感。ベルトのデザインやゴールドの留め具との調和のとれた美しい設計。何を入れるかはお客様次第です。
 

是非、全体像もご覧くださいませ。

 

 


フロント

 

 


サイド

 

 

バック

 

  

 


New arrivals , 1992s Hermes Equestrian bag

気持ちの良い違和感。改めて、その為に製作された、意識の強さを感じられます。ヴィンテージ・エルメスバッグと言う区分におきましては、本品以上に用途に準じた美的感覚は中々お目に掛かる機会は難しいのではないでしょうか。真似様が無いと申しますか。このエナジーを多角的な方向性でお楽しみ下さいませ。

 

 

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