何を着れば / Diary944
16.2.2021

本日も暖かいですね。

弊店の日当たりの良さにより、汗ばむほどの体感温度から既に気分は春ですが、未だ夜間は冷え込みますし、何を着れば、、とお考えの方々も多いかと思います。

今の気温ですと、インナーを薄手のもので厚みのあるアウター。がベスト?なのか、でも気温的にも感覚的にももう厚手のアウターはもうなぁ。なんて考えていると結局のところミッドレイヤード用として、また、これからの季節のアウターとしてもの汎用性の高いものが良い。と私的な考えですが、今回は夏場を除いてはシーズンを問わずお使い頂ける利便性の高い一品をご紹介します。

 

 

1994AW Dries Van Noten zip knit jacket

 

 

まず、やっぱりいいタグですね。身頃と襟の異なる編み方によるコントラストやセーラースタイルの様に直線的で大振りな襟の造りは主張性が高く、ノスタルジーな初期作らしいデザイン性の本品。これ以上厚みがあったら着る季節が限られるのですが、春先もどうぞなマテリアルです。

 

 

ショートレングスな着丈に対して低めのポケットの配置。このシーズン以降の襟付きニットジャケットは定期的に作られていますが、ポケット位置は基本的に胸元の配置に変更されます。( 1997AW はなり近しいプロダクトがあります)どちらにせよ、ポケット、ありがたいです。

 

 

雰囲気の良いファスナー。調べても出てこず、、思い返すとファスナー付きは初期のクリエイションに無いんですよね、、トラウザーも基本ボタンなので、、90 年代中頃は riri や以降は YKK に変わるのですが、、

 

 

肩線からヘムに掛けて編み方を変えています。ヴァ―シティジャケットの肩線の切り替えの様にも感じさせる独自のデザイン性。

 

 

初期のクリエイションにしてはナチュラルなフィット感。やはりこの着丈のバランスが普通であって普通で無いと言いますか、特殊性をご体感頂けるかと。

 

 

インナーの場合襟元は敢えて出して頂くと、アクセントとしての主張性の高さが。2020AW のコレクションでもボタンタイプのほぼ同型がありましたね。

過去のクリエイションにも敬意が感じられる Dries 氏の初期のクリエイションです。

 

 
 

 
本日オンラインにも掲載させて頂いております。

併せてご覧下さいませ。

 

 

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