らしさ / Diary844
19.3.2020

 

 

Best company 創設者である Olmes 氏の過去のインタビューから派生して Paninaro のカルチャーを改めて観返しているのですが、日本では認知が少ない為改めて簡単に触れようかと想います。80年多くの若者がアメリカンカルチャーへの憧れを持ち、イタリアの解釈からスタイルが誕生した Paninaro 。元を辿ると 70 年代イタリアで教育として子息を米国へ留学させるムーブメントがあり、80年に発端となる米国発の 1 号店となるハンバーガーショップがサンバビラ広場に出店。多くの若者が広場に集まり、装いのみならずライフスタイルまでアメリカンカルチャーに集中。Paninaro の由来はパニーノ(サンドイッチ)からの俗語であり、当時ハンバーガーショップに群がる若者達への皮肉の意味合いもあるとか。日本に措けるアメリカン・カジュアルの背景と近しくも遠いイタリア人の解釈は当時の写真や映像を通しても 非常にクールだ とは私に取っては言い難いですがとても現実的で直感的な発想は目新しく、ブールジーンズにティンバーランド、カラフルな色彩のトップスやアウター。デザイナーズ・ブランドを選ぶ感性とあくまでも生活に通じた装いを愉しむ、その中でも代表的である Moncler や Stone Island 、 Best company などお国柄を感じる当時のセレクトは らしさ と良い野暮ったさは今のフィルターを通すと特徴的で斬新なバランスだと感じてしまいます。
 

 
Olmes 氏は Best company を立ち上げた際に一番力を入れていたスウェットシャツ。その理由はリラックス感と固定的なイメージを持つスウェットシャツには多彩な表現方法と可能性があると。その自由で色彩豊かさはPaniraro 達の必需品に成り得ましたが、Olmes 氏は自身のクリエーションとして Paniraro 達を意識して物つくりは一切行わずにデザインしていたと語っています。

 

Giogio Armani も意外にもその Paniraro 層から支持をされました。 Paniraro の側面として当時のブルジョアな層にとっても愉しみ方もあり、硬派で色気のある Armani も彼ららしい感性で取り入れ、現代のストリート・スタイルより濃厚でどこか知的さに欠ける抜け感は真似の出来ない、一人一人のアイデンティティを主張しています。

 

90s Giorgio Armani STORM SYSTEM coat by Loro Piana.
 

デザイナーズ・アウターを羽織り、カラフルな色彩をインナーに忍ばせ、ブルージーンズで占める。私にとってはこの位が丁度良いです。

 

本日 Online Shop に上記商品を更新致しました。併せて御覧頂ければ幸いです。

 

 

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