偏り / Diary805
10.12.2019

洋服の好みもですが、映画に関しても趣味が偏っていまして、もっぱらホラーかサスペンスを題材としたものしか基本観ません。最近ホラー映画の新作が多く、休日は映画館に足を運ぶのですが想いの他、前回の内容をうっすらとしか覚えてなかったり、主人公の子供たちが大人になりどの役者が成長して誰がどいつなんだととリバイバルやパート 2 の作品には困惑しながら鑑賞、そもそも前作が私の生まれる前の作品ですからしょうがない。何だかんだ Stephen King 原作の映像は良作が多いと考えるのですが「 IT 2 」 も 「 Doctor sleep 」 も愉しく鑑賞出来たのですが、もう一歩感が否めないのが正直な話、ダラボン監督の作品に比べると何となく劣ってしまう気がして。私としては伏線回収もそうですが映画の終わり方が重要で救われないバッドエンドかもしくはどんでん返しにしか興味がそそられず鑑賞しながらより最悪な終わりを想像し、自分の考えより結末が弱い場合が最近多くなって様な気がしてあまり胸にグッとくる作品は少ないのです。個人的御勧めは「マジカル・ガール」「鑑定士と顔の無い代理人」「私が生きる肌」、どれも尾を引く内容ですので是非御覧頂けたら。あと、最近動画配信サイトで観た 「 ジェーン・ドゥの解剖 」は適度な B 級感に加えとても良い最悪な結末、あれで夢オチでしたら微妙になりそうでしたが、ひねりも無く緊張感が常に漂う内容、愉しく鑑賞。死体役の女優さんがスタイルが良く、可愛かったのも込みで御勧めです。といっても他のジャンルを全く観ない訳では無く、先日渋谷の小さな映画館で鑑賞した 「 Marriage Story 」 は最後ボロボロと泣きながらエンディングを向かえ狭い映画館の為、密集した席の中平然を装いヒューマン映画も久しぶりにいいなと取って付けた様な簡易的な椅子の硬さからくる尻の痛みに耐えつつ想いました。何の気なしに映画について綴らせて頂いていますが掘り下げて書くと恐らく書ききれないので割愛しますが、いつかはアニメでも。アニメも偏っていますが。調べればある程度の情報は得られ、家でも簡単に映画が観れる時代ですがやはり映画館でしたり、ギャラリーもそうですが足を運ぶ事によるプロセスやその環境に身を置く事で感じられる何かを少しでも吸収し、自分の身に為れば。ふと想いながら綴らせて頂いています。
 

 

90s Paul & Shark wool cardigan.

私より断然偏りのあるラインナップの弊店の中でより偏った ” Paul & Shark ” という存在。1975 年イタリアのニット工場を所有する家族により創業のメーカー。現在でも物づくりは続き、かつてはメゾンブランドのニット製品を請負うハイクオリティーな生産背景を持ち、ヨットやマリンスポーツなど海からのインスピレーションを素朴さと気の利いたデザインによる物つくり、我々はとても好みです。個人的に分布としては素材の開発やマリン要素も含め Massimo Osti を好まれる方にも是非にと想います。大柄な千鳥格子にオープンチェックパターン、毛糸は認識できる限りでは 10 色以上は使用している繊細な色彩にインナー又はアウターとして使用できる適度な厚み、やはりカーディガンは文句無く利便性に富んでいます。ハンドウォームポケットの付く優秀さと愛嬌のある胸元のレザーパッチロゴ、型押しの ” Yachting ” ( ヨットの操縦 ) がまた期待を裏切るような良い意味でのギャップを演出。そもそもPual & Shark って … と B 級映画の様なネーミングのセンス、それすらギャップを伺えるニッチさに加えハイネックカーディガンと言う個体としての偏りもまた良い際どさ 。素材に関しましてもアクリル × ラナウール × モヘア × コットン × ナイロン × レーヨンの混合、それ必要?という位に編み込んだ様々なテクスチャーもまた物つくりの面白味を感じる良作です。

 

 

久々に鮫の映画でも観ようかななんて無理矢理〆させて頂きます。

 

 

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