芸術的で軽やかな美しさ / Diary744
26.7.2019

弊店は男性に向けてのヴィンテージ専門店の形式にて運営致しておりまして、僭越ながら “ ヴィンテージやアンティークの存在価値を高めたい ” という至極独善的な想いを陰ながら胸に秘めさせて頂いており、それらを御提案する過程におきましてはこれまでも歴史や史実に則った内容に加えて時に想像や妄想や主観を織り交ぜさせて頂いておりますが、これより綴ります // から // の内容は一貫して主観となりますので、それこそ歴史や史実などの “ 実際 ” と交わらない可能性、そもそも全く誤った捉え方である可能性がございますことを御留意頂けましたら幸いに想いますし、そもそもにおいて当 Diary はこれまでも, これからも “ また SURR が独りで何か言っているなぁ ” といった具合に移動や待ちや一服などの時間つぶしとして、またはスクロールによるささやかな指の運動として御利用頂けましたらなにより我々の存在らしく相応しく想います。

 

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装いの方向性における幾つかの国々がある中で、概ね諸々の意味合いにおいて大きな存在として捉えられることの多いイギリスとフランスとイタリアというそれぞれの国を弊店は同等に好み純粋に愉しませて頂いておりますが、こと職人技術が関わる区分におきまして私は、時に交差する要素が在りながらも基本的にはそれぞれに個や傾向が存在するように感じておりまして、三国とも同等に特級の職人技術と品格, 表現力や実行力などの土台が在るうえで、イギリスからは “ 実直で重厚な美しさ ” を、フランスからは “ 芸術的で軽やかな美しさ ” を、イタリアからは “ 明るく愉しい美しさ ” を直感的, 六感的な印象として、勝手ながらかねてより抱いておりました。
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弊店には未だ叶っておりません幾つかの夢と申しますか野望と申しますか、が陰ながら在りその内の一つが六感的な印象である芸術的で軽やかな美しさを現わすフランス靴の御提案でして、その実現には幾つかの鍵となるメイカーの存在致しますものの想像の通りそれらヴィンテージ・ピースとの出逢いは想ったり願ったり, それこそ頑張ったりすれば叶うものではございませんでしたが、ヨーロッパ各地を点と点で結び続け, 各地のコレクター様方と交流し, 社内行事である新年参拝を二度ほど経ました前回の旅にて、ようやく夢と申しますか野望と申しますか、が叶う運びと相成りました。

 

 

 

 

 


 

 


 

 


職人技術の神髄を御体感頂ける一足であったり, ポップアートのあの人を思い浮かべて頂ける一足であったり, フランス社会そのものを現わす一足であったりと、職人の想いと手仕事量, 品格と品質に対する追及心, 表現力と実行力を土台とした、我々の想うフランスならでは芸術的で軽やかな美しさをこの度の新作にて編集させて頂きました。

 

 

 

 

 


Newarrival. Vintage French shoes collection.

これにより弊店における新たな区分として Vintage Berluti ならびに Vintage Aubercy が加わりましたことを併せて御報告させて頂きます。いずれもおそらくは極めて極めて不定期な御提案になるであろうことが予想されますが、引き続き二本の手足と一つの頭と御愛顧くださるコレクター様方の御尽力と都合の良い神頼みを駆使し精進致します。

 

 

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