| ID : MST00018518 |
| Designer : Bottega Veneta |
| Price : 66,000円 On Stock |
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| size | 表記52 肩幅:47cm 身幅:58cm 袖丈:60cm 着丈:70cm |
| material | 61%Cotton & 39%Silk |
| color | White & Baby Blue & Steel Gray |
| condition | 全体に数箇所汚れが見受けられますが、着用には支障の無いコンディションです。 |
2008SS Bottega Veneta by Tomas Maier cotton silk shirt jacket
意匠も個性的でテキスタイルにも癖があってスタイルバランスも独特、何よりコットン×シルクの風合いが素敵。
Sonia RykielやHermesといった名だたる名門で経験を詰んだトーマスがトム・フォードからの命を受けて就任したのは2001年のこと。彼は元々名が現す通りなVeneta(イタリアのヴェネト州)のBottega(職人工房)だった同ブランドを在るべき姿に戻すべく、当時全面に押し出されていたロゴデザインを廃止するだけでなく設立直後のメッセージ広告“When your own initials are enough”(自分のイニシャルだけで充分)と創始者考案の紋様デザイン,イントレ・チャートの再象徴化やファインジュエリー,ファニチャー,テーブルウェア,フレングランスなどといった分野への進出を果たすだけでなく、2006年に至っては職人の養成学校を開校し本国の財産でありボッテガの基盤である職人技術の伝統を永遠に守る取り組みを行いました。
最上質な素材,卓越した職人技術,現代的な機能性,時代を越えるデザイン。以上の4つを哲学とした彼が2006SSから始動したのがBottega Venetaにおけるメンズのプレタポルテクリエイション。後年のダニエル・リーやマチュー・ブレイジーによって一層の人気を博すBottega Venetaのメンズクリエイションですが発起人はトーマス・マイヤーで、彼は十七年間という長い時間をかけてイタリアの財産であるヴェネト州の職人工房という土壌をメンズウェアの側面においても耕し続けたのです。
上記の通り美学と哲学と信念と経験に長けていたトーマスですから、セロベースから構築されたメンズウェア・クリエイションも極めて独特で個性的。こちらもミリタリーの意匠にデザイン要素とスタイリング要素と素材感によるエレガンスを組み合わせた三位一体のトリニティで、その着地点は良い意味で似た一着がございません。
ジャケットLIKEな大ぶりボタン、象徴的な各所のディティールデザイン、ともすれば子供っぽくもなりそうなギリギリのバランスを攻めたチェックの紋様もシルクの光沢感によって変転した強い上品さに。色調と素材感相まってしっかりと大人で色っぽい仕上がりですが各所は癖だらけで、良い意味でファッションデザイナーというエゴと矜持を思い切り感じます。それを前面に際立たせない=エゴや矜持を感じさせないのも技法で巧さですが、やはり隠しきれない=逆に際立って強く香るというのもまた良きファッションプロダクトの証であると思います。
ランウェイでは襟を立ててジッパーフロントを活かして大きく開襟したほぼジャケットのような解釈でコーディネートされておりましたのでやはりトーマスさんにとっても普通のシャツではなかったのだろうなと合点が行きます、ジッパーの自重によって乱れるフロント形状もわざとでしょう。サイズ表記も52とは思えないほどコンパクトで、まぁこの点は時代のサイズバランスが主軸となりますのでエゴや矜持とは一味異なりますが、にしてもサイズ感が自由過ぎますのでやはり実寸をご参考頂いた方が良いかと。46から48サイズくらいのお身体が合うと思います。