| ID : MST00016306 |
| Designer : Gianni Versace |
| Price : 44,000円 On Stock |
|
|
| size | 表記50 肩幅:68cm 身幅:64cm 袖丈:57cm 着丈:79cm |
| material | Cotton |
| color | White |
| condition AB | 襟内側周辺に若干の黄ばみがあり、袖口付近・背面裾部分に汚れがございますが、着用には支障の無いコンディションです。 |
early80s Gianni Versace shadow stripe embroidery design shirt
東洋文化を思わせる刺繍の世界観と特出したデザインシルエットはやはりあの巨匠からのインスピレーションか。
親愛なる伝説的ファッションデザイナーの一人,ジャンニ・ヴェルサーチェ。力強い世界観と感性で知られる彼ですがデビューした1987年から80年代初頭の最初期メンズクリエイションはそのイメージとは異なるもので、小さい規模ながら,いやだからこそ徹底的にクオリティにこだわりながらこれまでの紳士服史に強い敬意を抱いた特出してシックな世界観に自身のエネルギーを適宜注入するという、後にモードカルチャーを席巻したギリシャ神話文化に基づくデザイン哲学であったりアイキャッチであったり色彩感覚と比べると幾分か,いや誤解を恐れずに言うとはっきりとシックでクラッシックな世界観でした。ゆえに弊店ではヴァルサーチェ当人が在籍した時代においても“最初期”と“それ以降”の二種類に分けて御提案しており、特に最初期は特別な存在です。
ただでされヴィンテージカルチャーにおいてハードが高いミニマムなホワイトシャツ、それをヴェルサーチェの最初期クリエイションで となると特異な存在。どこか生地と同化したシャドウ・エンブロイダリーも極端に広い身幅という異常に造形的なシルエット提案も共にオリエンタル。そう、彼は日本の宝である三宅 一生氏に多大なる影響を受けていた人物の一人なのです。ゆえにこのスタイル性の土台は和服となります。
それら日本の文化を純粋たるヨーロピアンの血脈にて。近年でも積極的どころかやられ過ぎてもはや当たり前になったそれらは、すでにそこはかとない感性によってこの時代に行われていたのです。
当時はハイウエストでタックインして身幅の広さとミニマムなコントラストを存分に発揮していました。もちろんそれは近年においても最高のスタイルになると思います。あとどれくらい自由に遊ぶかは貴方次第ですね、いかんせんいわゆる白シャツですから。
ちなみになんですけど背中のヨーク無いことに気づきました?最初期クリエイションで度々見られる構築なんですけど初めて認識した時は腰抜かしそうになりました。だって背中の曲線を描く上でヨークが広ければ広いほどパターンの立体化を省略できて簡単、イコール一定のラインを越えた上質なシャツは総じてヨークが狭いと言おうのがシャツのセオリーにも関わらず、そのヨークを全て撤廃して一枚の生地で背中の曲線を美しく描くのですから尋常ならざる労力というか大変さです。にも関わらず初見で“あ、ヨークが無い!”ってなる人って限りなくゼロに近いですから、労力と効果の成り立ってなさと言ったらありません。最高過ぎる、これぞファッションデザイナーのクリエイティヴィティ。
ちなみに“ヨークが無いシャツ”という情報は一度認識すると意識から離れなくなります、だって物質としての違和感が半端ではありませんから、“ヨークが無いシャツ”。