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60s French
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ID : MJA00014115
Designer : French vintage
Sold


size 表記なし

Shoulder:48cm
Chest:56cm
Sleeve:65cm
Length:76cm
material Wool
color Brown
condition  前身頃のポケット部分と裾近辺に僅かな擦れが見受けられますが、年代を考慮すると非常に良いコンディションです。

60s French herringbone tweed unconstructed cocktail jacket

あれ?ポール・ハーンデンかな?と思ったら純フレンチウェアでした、しかも1960年代(70年代の可能性がある60年代ではなく50年代の可能性がある60年代)というしっかりと古い時代かつピンピンにフレッシュなコンディション。ハーンデン味を感じた要因はいくつかあれど内部構築と裏地がないアンコンストラクテッド設計であることがかなりの比重を占めています。いやいや60sフレンチでアンコンストラクテッドジャケットって、あったのね。
古来には食事の前に談笑しながら一杯呑む文化がありそこで羽織るプロダクトとして着丈が短くされたのも現代のテーラードジャケットにおける設計由来の一つであり、もう一つの特徴として食事前の談笑の場=Bar=絶対に室内ということでフラップが付かない張りポケットという要素性があるのですが、こちらは諸々を鑑みてそれの実物,通称カクテルジャケットではと推測できる一着、だってカーディガンレベルの心地良さだもの。

ショルダー部分にのみパットが入っているので厳密に厳格に捉えるとアンコンストラクテッドではないのかもしれませんが。この点は明らかに紳士像における美意識と威厳の要素性ですが、これまた抜群過ぎるほどにモダンな仕上がりなのでこのまま御提案致しますが、もっと肩を落としたいぞ,それこそ女性が着るくらいのテンションだったら遠慮なく外して頂いて構わないことと存じます。そう、こちらは実寸値的にもしサイズ表記が付いていたら50かな?くらいのバランスなのですが柔らかさとシルエットの美しさが特級なので女性が大きく着ても大大正解なやつなんです。

あと地味に後襟が低いのが気になり過ぎます。従来のテーラードジャケットであれば襟を立てられるとて寝かせるのが基本かと思いますが、本品はそうすると後襟が低過ぎます、感覚的にはスタンダードなそれの半分くらいしかなくて明らかなる違和感。本当にポール・ハーンデン宜しく立ち襟前提だったのでしょうか、上質なヴィンテージ、面白過ぎる。

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