50s British work
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ID : MJA00001162
Designer : Work
Price : 69,300円  On Stock


size 7 表記

肩幅:50cm
身幅:57cm
袖丈:59.5cm
着丈:113cm
material Cotton
color Yellow ocher
condition A 全体的にエイジングが見受けられますが、年代を考慮しても綺麗なコンディションです。

1950年代、のイギリスの国営郵政省 General Post Office で着用されていた本品。

ワークコートという呼称で全体を示すとしたら、その職種種別や役職によって個体差や個性が注がれる個体がありまして、その際に弊店では相応の冠を付けてそれらワークコートを区別しておりますが、それらは時に明確に意図が読み取ったり汲み取れる個性であったり時に良い意味で分かりにくい個性であったりと、いずれにせよ楽しい世界です。広義においてワークコート、狭義で〇〇ワークコート。

つきまして本品は British work の General Post Office coat。そうですね、珍しくて面白い機能装飾です。ワーク感溢れるコットンドリルの素材感にペンポケットの品の良さ、その上はネームパーツ用のホールでしょうか。表皮がストイックなTHEワークにも関わらずテーラーの装いを連想させる自然体にドレッシーなパーツが絶妙な癖でして、シルエットもこれらワークコートの中でトップクラスに細身。言ってしまえばオーヴァーコートではなくテーラードジャケットの替わりに羽織るようなバランスのパターンメイクです。もちろんテーラードジャケットとは異なる可動域を有しているのですが、これでお客様の前に立って接客していたのでしょうか。ワークコートらしいコク深さと品の良さが綺麗に融合しています。このマリアージュ感もやはり〇〇ワークコートならではと言えます。

なんでまぁ、左のサイドケットが無いんでしょうねぇ。在るか無いかで言えば在った方が利便性は高いのですが、無いことでの機能非装飾なデザイン性が最高に痺れます。こういった空気とムードに出逢えるからこそワークウェアはいつまでもリスペクト対象で、最高に格好良い世界です。

個体として珍しいかと言えばそうであると思いますが、それ以上に一着のコートとして純度の高い格好良さ。前述した意図的なタイトパターンはあくまで製作意図ですので則って頂かなくても支障ございません。その際は現代的なナチュラルオーヴァーサイズに成るかと思いますので、それもまた間違いない着方かと。

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