80s Ermenegildo Zegna
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ID : MJA00008887
Designer : Maker vintage
Price : 66,000円  On Stock


size 表記なし

肩幅:57cm
身幅:66cm
袖丈:60cm
着丈:84cm
material Wool 70% × Cashmere 30%
color Midnight Blue
condition  素材特有の風合いの変化による毛抜け、レザー部分にエイジングが見受けられます。ライニングと袖裏に擦れ、ステッチ切れ、ポケット内側に修繕が御座いますが着用に支障のない良好なコンディションです。

二つ折りの造形的な襟、ボンバージャケットのようなスポーティーなシルエット、なんとも微妙な丈感、そして低めのポケットと各所になんとも不可思議な様々が組み込まれたこちらのハーフコート。トドメは二つ折りの下側とアームの根本に配置されたレザーで、素材感のコントラストがこれまた摩訶不思議でなりません。

服飾史と関わっていたりデザイナーズヒストリーと関わっているとどうしても御手本や原型を想像してしまい、高い確率で“何か”を紐付けることができるので、このようなオリジナリティ(しかも不可思議な)に出逢うととても戸惑うと同時にワクワクします。しかもそれが正統派仕立てメーカーとなると一層ですが、裏を返せば正統派だからこそ独特なバランスや崩したバランスが成り立つ,職人の技術力が高いからこそスタイルとして成立するのでしょうねぇ。

事実(まぁ当然と言えば当然ですが)かなり癖と個性が強く、サイズ感が掴めない強烈なボックスシルエットながら絶妙なバランスに仕上がっており、前立ても崩れているようで美しく佇んでくれる上質な一着(弊店は良い服の条件の一つに“適当に着ても崩れない”がありまして)ならではのスタイルとなっております。
特にフカフカのウールカシミアらしいクラッシックな装いなようで各所の不可思議な意匠とバランスとレザーのコントラストによって“クラッシックだけ”になっていないのも流石の一言。

サイズ表記もなく前述の通りサイズ感も不明。着用者は172cmの48サイズ体型ですがたっぷりとゆとりがございます。引き続き内側を詰めるとクラッシックに、抜くとモダンになるかと存じますので、どうぞ自由に捉えてくださいまし。

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