Antique optical / Diary030
8.8.2014

 

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先日、英国式のオプティカルをご紹介させて頂きましたが

今回のエントリーはアメリカから。

デザイナーが矢面に立たないアノニマスでありながら、一つのブランドとして成立するアンティーク・オプティカルをご紹介。

 

やはり需要と供給のバランスあってか、本当に豊富なバリエーションが存在し

それは、ほとんどを網羅していると言っても過言ではないほどですが、

1900年代初頭のものとなると、ある程度スタイルは絞られてきます。

 

 

 

 

 

今回ご紹介するのはボストンと呼ばれるタイプ。

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縦横の均整が秀逸に取られており、

個人的な見識になりますが、アンティークのバランスがそのまま現代で通用している

オプティカルの主軸的な印象を抱きます。

 

その為、スタイルに及ぼす影響も優しく繊細で

良い意味で柔和な万能型、それがボストンなのではないでしょうか。

 

 

 

そしてアンティーク・オプティカルにおいて欠かす事の出来ない要素、

一つ目は金属装飾です。

 

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各部に施される芸術的な彫りの文様。

現代においては最高峰と言って差し支えない贅沢ですが、当時はこれがスタンダード。

個体差があるものの、往々にして美しく繊細に仕上げられたそれは

見事としか言いようのない仕上がりで目元をさりげなく彩ってくれます。

 

Oliver Peoples が、この金属装飾からインスパイアされデザインを作っているのは有名な逸話です。

 

 

 

そしてもう一つの要素が金張り

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12kをゴールドフィルドという製法 ( =12KGF ) でコーティングしたこちら。

ゴールドフィルドとは、ベースに金を圧着させる手法で

一般的なメッキ ( Gold Plate ) の百倍以上の厚みを持つコーティングとなります。

そのため、色味や輝きが圧倒的に奥深く、着用を重ねても劣化がほとんど発生しません。

 

私も同年代の12KGF眼鏡を10年弱愛用していますが、その輝きと装いは出会った当初から一切変わりません。

変わったのは私の視力の方です。まったくもう。

 

 

 

 

 

こちらはボシュロム ( B&L ) というメーカーが作りました。

1849年設立で現在も存在する、アメリカの多国籍光学機器メーカーで

世界で初めてソフト・コンタクトレンズを製品化した事でも有名な企業です。

また、レイバンを設立したのも同社というアイウェア,レンズ業界のパイオニアが

1900年代の初頭に作ったオプティカル。それが本品となります。

 

 

 

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1920s B&L, Antique optical.

 

 

先に申し上げました通り、需要と供給のバランスからか

少ないながらもある程度選別できる数量が存在するのですが、

そこから現代人の顔にフィットするもの( ブリッジの幅、レンズのサイズ感、テンプルの長さetc. )

フォルムデザインそしてコンディションを加味すると

出会いの機会は、本当に稀です。

 

 

 

只今、( 毎度少量で本当に恐縮ですが ) 数点アンティーク・オプティカルのご用意がございますので

ご興味お有りの方は、宜しければ是非に。

 

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ちなみに私は、知性や穏やかさを自己演出したい時に金縁眼鏡を選びます。

道を聞かれる時などは、たいてい金縁眼鏡をかけているような。

 

先日も出勤前に道端で、欧米から来たという老夫婦に 『 ○○というステーキ屋さんが近くにあると思うのだが 』 と話しかけられたので

コンビニの店員さんに確認し案内したのですが、残念ながら午前中は営業時間外。

“ そうだよな。。。” と思いましたが、それまであんなに楽しそうだったおじいちゃんが

『 なんで Japanese の Steakhouse は午前中やっていないんだよ。。。』と心底悲しそうな顔をしていたので

近くのファミリーレストランを紹介し、なんとか事無きを得ました。

 

そんな危機的状況もアンティーク・オプティカルの品と奥深さあってこそ回避できた

と言う事にしておこう。うん。

 

 

 

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Contrast / Diary029
7.8.2014

 

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ドロップライン、コクーンシルエット、オーバーサイズetc

今のテンションを踏襲しつつも独自の観点を発揮する 90s Dries Van Noten の一貫したスタンス。

以前ご紹介した一着にはお陰様で沢山お声掛け頂き、嬉しかったです。

 

本日はそちらから、サマーマテリアルな一着をご紹介。

 

 

今回のメッセージは、想像するにコントラストでしょうか。

サンプリングは3つボタンのスタンダードなテーラードなのですが、

そこに注がれ還元されるドリスのエッセンスは、やはり濃密

 

 

 

 

 

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織りの表情が心地良い、フラットかつスタンダードなコットン×リネンの混紡素材に

突如現れるオリエンタリズム。

Low から High へのシフトチェンジは秀逸過ぎるテキスタイルによって実現しました。

 

 

 

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デザインテープに見せかけたライン。

実は土台と縫いが続いているのです。

 

 

 

ベースを推測するに、フラットな生地にピンポイントで織りのラインが配されているのでしょう。

その変異的なテキスタイルデザインは、ドリスの感性のもと静かに “ 整理 ” され

スタンダードかつ特異なサマーテーラードとして仕上がりました。

 

また、ディティールにおいてもワークの要素をさりげなく取り入れており

それに基づく存在感は、大声というよりも囁きといった

穏やかかつ明確なものに仕上がっています。

 

リネンの風合い、色調、スタイル。

それらは非常にオーセンティックな装いですが、

実は、何よりもテクニカルでマニアックといった

ドリスの濃いメッセージが濃縮された、玄人な一着です。

 

 

 

 

 

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90s Dries Van Noten, linen tailored.

 

 

この成り立ちは、強いです。

 

 

 

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Test shoot / Diary028
5.8.2014

 

撮影カメラを変えたので1ショット1ショットが練習。

元々の機能はもちろん、様々な条件で表現力が高まるのところが

個人的に最大の面白味です。

 

 

 

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基本 “ 撮り応え抜群 ” の個体ばかりなのですが

それぞれ1点々異なる魅力を可能な限り切り取れるようにならないといけません。

まぁ、以前のエントリーに書きました通り魅力を120%写し出すのは相当に難しいので、

可能な限り実物を目の前にした時と同じ感覚の一枚を撮らなくてはと。

 

 

 

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うむ、空気が写ってくれるような流石な機体です。

撮り慣れるにはシャッターを押し続けるしかないと思いますので、昼夜共に過ごそうと思います。

 

相変わらずカメラは面白いですね。

 

 

 

 

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