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Levi’s 503 XX / Diary019
12.7.2014

 

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暑さ厳しい真夏日にも関わらずデニムを見にご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。

( 旧店舗時代から数えて ) 13年間で初めてのデニム・ラック

一般的なヴィンテージにおいて定番のアイテムにも関わらず、私自身この空間にそれらがある事を本当に新鮮に感じました。

 

本日はその中から、ヴィンテージ・デニムの旨味をご紹介させて頂きます。

 

 

長い歴史を有するLevi’sには、時代や文化に応じた様々な変遷がありましたが

概ねまず挙げられるのが “ XX ” の存在。

生地の丈夫さ・上質さを示すこの表記は、おおよそ60年代初期に無くなったとされ、

XXであるかないかが、ヴィンテージ・デニムの価値を大きく左右します。

今回のラインナップでは1点のみですが巡り合う事が出来ました。

 

 

 

 

 

モデルは「503」

先にご紹介した 501 のボーイズVerとされるこちらは、王道に様々差し引きされた個体です。

 

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テーパードというよりもスリムストレートなレッグラインは

コンパクトなサイズ感も相まって、見事なまでに現代的な印象。

今のスリム・デニムと近しい感覚でお楽しみ頂けますが、XX の生地感がそれらとは一線以上を画します。

 

インディゴを蒼で終わらせない、特徴的な色調

織りが迫力に成る XX ならではの表情

その魅力は、知識を有さずとも感覚的に感じて頂けるものであり

それらがデニムの基盤から外れていないからこそ、圧倒的な存在感としてお楽しみ頂けます。

 

ヴィンテージ・デニムの中でも特別な旨味として扱われるのも、現物を目の前にすると素直に納得。

 

 

 

 

 

そして、同じく特別な旨味である ” 愛着の形跡 “

これが本品の中核を担います。

 

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長い期間をかけて着用を重ねる事で生まれる色落ち。

それと並行して生じる擦れ・摩耗。

これらはデニムを楽しむ過程の必然であると同時に、世界でただ一つに仕上げるため欠かせない要素です。

 

色落ちの経過を楽しむ、擦れを補正する、摩耗を改善させる。

日々変化するデニムに対して着用者は適切な対応を施すのです。

 

 

 

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デニムからの Call に対して着用者の Response 、それに対しての新たな Call。

この対話の繰り返しこそがデニムを楽しむうえでの重要なキーになるのです。

 

本品はすでに数回の対話が重ねられています。

一つ一つには様々な想い入れがあり、少なくない人数が関わっていることでしょう。

全てに意味があり、意図があるからこそ生まれた偶発的デザインリペアの数々。

通常であればマイナスとされる直しがプラスに反転するなんて、実に実に興味深い。

 

 

 

 

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1950s Levi’s 503 , denim trousers.

 

 

これからも対話が必要になると思いますので、それを存分に味わって頂きたい。

そのつど生まれ変わり、まるで “ もう一度買った ” かのような感覚を抱いて頂けると思います。

 

それはおそらく、驚異的に楽しいはず。

 

 

 

SURR by LAILA 福留

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Levi’s 501 / Diary018

こんばんは。今 Gonzales のピアノ聴きながら書いています。

 

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先日、ご紹介させて頂きましたヴィンテージ・デニム、身支度が無事に整いましたので

予定通り12日(土)よりお披露目させて頂きますが

本日はまずは、リーバイスの『 丁度真ん中 』をご紹介。

 

 

皆様ご存じのモデルかと思います、501

その均整の取れたレッグラインは世の中に出回る様々なボトムスのお手本とされてきました。

時代によって細部が繊細に異なりますが、今回 SURR が出会えたのは60年代の一本です。

 

 

時に男性的、時に抒情的。

スタイルのみならず、季節や時間帯、はたまた気分によってその印象を変えてくれる 501 のテーパードは

世界中の人々を魅了し、今なお愛用者は増える一方。

同モデル最大の魅力とも言えるシルエットを、より実感して頂けるのがこの年代なのではないかと個人的には思います。

 

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腿周りに極めて若干のゆとりを持たされた事で生まれる秀逸なカーブライン

太くなく細すぎない着地点で、王道デニム・トラウザーズにおいての丁度真ん中な存在感を発揮します。

 

コーディネートの妙技はもちろんの事、穿くという行為そのものが意味を成す。そんな一本です。

 

 

 

 

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ビッグE 特有の表情は、いつもの通り美しく

たとえデニムに興味の無い方でも何か感じて頂けると思います。

 

生地の特性や魅力など、細部の細部までひも解かれているアイテムですので

掘り下げようと思えばいくらでも可能です。

それが魅力的なコンテンツである事が間違いないからこそ、

私はシンプルに、ただの一本のデニムパンツとして対話するのが一番楽しく感じます。

 

言うまでもありませんが、それだけの力を秘めていますので

良くないわけがない。まぁある種の出来レースみたいなもの。

 

様々な想い出と共に芳醇な愛情が注がれた一本ですので、ただシンプルに足を通して頂きたい。

話はそれからのような気がします。

 

 

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1960s Levi’s 501 , denim trousers.

 

 

トラウザーズとして単純にお薦め。

それだけのこと。

 

明日は XX をご紹介させて頂きます。

 

 

 

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column001_risk / Diary017
9.7.2014

ここは世田谷、松陰神社前。住宅街を歩くと突如現れる鰻屋
 

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プレーンな Jazz が流れる店内は10人も入れば満席。だし巻き卵等の小料理メニューはなく、あるのは鰻重と鰻重コースのみ。
鰻 “ 専門店 ” として居を構えている事が明らかなこのお店では、誇張無しにとろける鰻を楽しむ事が出来ます。
そして女将さんの心意気も、粋。

 

 

ここは港区、六本木。賑やかな通りを一本入った路地に佇むステーキハウス
 

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広い店内は人で溢れており心地良い喧噪。主役のステーキを注文するとサーロインとヒレが乗ったプレートが運ばれてきます。
これ、お皿の直径が60cmほどあり肉一切れが子供の握りこぶし位のボリュームなのですが、びっくりするほどジューシィで美味しい。
マンハッタンから初上陸したこのお店は、ステーキ “ 専門店 ” として相応しい迫力と味わいで、どうやらなかなか予約が取れないそうな。

 

 

 

私は “ 専門店 ” が好きです。  いずれのジャンルにせよ『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』まで一貫したプライオリティで提供してくれる満足感は “ 専門店 ” ならでは。  なぜそれを好ましく思うかというと、言うまでもなく私が “ 専門店 ” に居るから。様々な分野や文化がある中で、それらをご案内する側として常にプロフェッショナルで在り続けたいです。

それと同時に、 “ 専門店 ” という看板を掲げるリスクも常に考えています。  LAILA VINTAGE 時代から一貫して「ヴィンテージショップです」と明言し続けており、「古着屋さんですか?」と聞かれたら「いえ、ヴィンテージショップです」と訂正する事もあるほど。  LAILA VINTAGE 創業当時と状況はさほど変わらないからこそ、海外に比べて馴染みの浅いヴィンテージという文化の “ 専門店 ” と看板を掲げる事の意味合いは、年々強くなっているように想うのです。  “ 専門店 ” と掲げる事で魅力に感じてもらえるかもしれませんが、掲げた以上は求められる。ある種、出来て当たり前と思われる。それは他 “ 専門店 ” で満足感を得た時はもちろん、得られなかった時にも強く自問自答。

 

伝統的なヴィンテージの魅力の一つとして歴史の繋がりや背景がありますが、私は相対的にそれらを主食ではなく副菜として捉えています。もちろん面白味として極めて重要なのですが、まず先立つのは着て格好良いか可愛いか。  ですが主食ではないからこそ大切に思います。アイテムのみならず、それらも含めてお客様へのご案内が『いらっしゃいませ』から『ありがとうございました』までに私たちが出来る事、果たすべき役割です。

 

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私は “ 専門店 ” が好きです。
音楽だったらタワレコ渋谷の6Fと7F、カメラだったらビックカメラ渋谷東口店の2F、映画だったらとある友人宅、アニメだったらとある友人宅。

何が言いたいかというと、ヴィンテージの楽しさを皆様にご案内すべく、引き続き “ 専門店 ” として研ぎ澄まします。という事と、土用の丑の日は宜しければ「一二三本店」に。& 「ウルフギャング・ステーキハウス」の肉は本当に凄かったなぁ。。。という事。

 

 

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