SUMMER WHITE / Diary978
4.6.2021

シャツやTeeシャツ以外の白ってやっぱり難しいのでしょうか?桜を眺めながら軽いコートを羽織りたくなるように・息が白くなるとウールコートが視覚的にも触覚的にも心地良いように・日差しが強くなると色の濃い野菜が美味しくなるように・鮮魚売り場で少し前からカツオを見かけるように、弊店は夏の旬として白い衣類を心から愛して楽しむのですが、着こなしが難しいや汚れが気にあるという意見を変わらず耳にするように思います。
めちゃくちゃたまらなく格好良いんですけどねぇ、夏の白。見てても着てても気持ち良いですし、心の奥底からテンションがぐわりと上がりませんか。

 

 

 


これぞバウハウスDNA的なジャーマンプロダクト。自然体に高品質な間違いのないワードローブ。

 

 

LOVE GA エンブレム。

 

 


歴代サマーテーラードの中でもトップクラスの蕩け感。親愛なる帝王の構築。

etc. 勝手ながら夏の白を御提案させて頂きたく新作お披露目させて頂きます。

 

 

 

 

 

New arrival, WHITE SUMMER collection.

ちなみに、そのうちの一つに唯我独尊のアンティーク・ビスポークがあるのですが、空前絶後に私の身体にフィットしまして ( してしまいまして ) 絶望の淵に今立たされております。

 

 


ちなみにその“ 身体にフィット ” という感覚は、この一着が産まれた背景を尊重したうえでの私の捉え方ですので、現代感覚ではギリギリなサイズ感もしくはタイト過ぎるという印象になることと存じます。これに限らずフィッティングの感覚は人それぞれですので、引き続き御好みに則って捉えて頂けたらと。

 

 

 

夏用の乗馬ジャケット。ビスポーク特有の異常な立体曲線構築の根幹はレザーのバイカージャケットと極めて正確にリンクしますので、当時の設計者としては内側に着こまずにジャストフィットを目的にしていたと推測できます。その個性に満ち溢れた個人発注のバランスがおよそ90年の時を経て私の身体に高い精度でフィットしてしまいました。

そもそもなんですか、夏用の乗馬ジャケットって。こんな設計のアンティーク・リネンプロダクトなんて見たことないですよ。なんで全く古びていないんですか。目的性に一直線に突き進む容赦無い設計、格好良すぎるでしょ。あーやだやだ、地獄だぜ。

 

 

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