カルチャーを着る / Diary113
5.3.2015

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トレンドがつど人々を彩り、社会を潤わせますが

それを超越する要素が “ カルチャー ” ではないでしょうか。

各国色とりどり大小様々なそれらが具象化すればするほど存在意義が大きく大きくなりまして

記憶と記録に残り続けまので、 SURR も何かしらのカルチャーになりたいと思う日々常々。

 

本日は60-70年代カルチャーから、とある傑作をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

思想が起因となり、ライフスタイルにまで派生したヒッピーカルチャー。

適格かつ濃密な世界観から生まれたファッションピースは、ご存じの通り圧倒的な存在感を誇りますが

それにおいて欠かす事の出来ないブランド、 「 アントニオ・ジュゼッペ 」 を皆様はご存知でしょうか。

 

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ヴィンテージのデニム生地とレザーを融合させる服作りは

D.I.Y で一括りに出来ないクオリティを秘めており、

当時レザーの世界でトップをひた走っていた East West と並べて

“ デニムのEast West ” と称賛されるほどの支持を得ていました。

 

本品にも言える事なのですが、部位によって全く異なるデニムの表情と色合いのコントラストと

丁寧に掛け合わされたレザーのパッチワークは、完成度の高いシャープなカッティングと相まって

着衣としての芸術性を獲得。

スタイル以上の充足感を着用者に提供してくれます。

 

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2015年現在はセブンティーズカルチャーとトレンドが見事に合致しておりますね。

デニム生地のコントラスト、ラペルのバランスや佇まいからランウェイをご想像頂ける通り、

アントニオはトレンドを生み出す人々にとって、紛れもなく教科書なのです。

 

 

 

 

 

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70s Antonio Guiseppe

 

 

幾度と申し上げておりますように、背景はあくまで添え物ですが

差し引いてかつ強大な魅力が残る一着です。

何より、意識せずともカルチャーを着るという行為には確かな力が宿りますので

是非心から無邪気にお楽しみ頂きたいところ。

 

 

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