少しづつ春めいてきましたね / Diary945
18.2.2021

新作のコート群に向き合っていたら写真を撮り過ぎてしまいました。今回は計 22 カット。最近カメラに触るのがまた楽しいんですよね。

 

 

 



弊店大好き馬商コート。その仕事独自の論点によるアクティヴとエレガンスの調和ですが、今回はデッドストックということもあってよりエレガンスを強く感じます。 1940 年代という時代性もまた良きです。

 

 

 




パーソナルカスタムによって構築バランスが変えられた一着。“ 前立てを全て留めてもタイの結び目がちょうど顔を出すように ” という論点にて設計されたフレンチ式のネックバランスがまた粋です。それにしても個性的な襟ですこと。

 

 

 



こちらも同じくパーソナルカスタム。裾の切り替えしはいったい?一回失敗したのかな?

 

 

 




80s Levis 社のオリジナルプロダクト。こちらも光栄なことにデッドストック。ワークブルゾンとホースライディングを融合したかのような、文句無しにモダンプロダクトな一品。

 

 

 





ブラックカラーのライトモールスキン素材を用いた個人発注のオーダーメイドコート。ざっくりと羽織る様式ながら絶妙に細身であったり、意図的なマキシの丈感だったり、その意図を示す高い位置に配された背面ベルトであったりと、ありきたりな言い方ですが、スペシャルなアンティーク・フレンチワークの一品。何かの途中にふと弊店のフィッティングに引っかけた時に気付いたことなのですが、こちらの立体構築は異常です。ハンガーにかけたまま壁ギリギリのフックに引っかけたにも関わらず・ライトモールスキンという軽やかなテクスチャーにも関わらず・ある程度着用された柔らかな生地感にも関わらず、壁に寄りかかって平面になることなく、それどころか反発するように立体的なフォルムを描いたまま静止していたのです。( あれ、この書き方で伝わるかしら? ) まるで透明な身体が内側に在るままハンギングされているかのようで構築の美しさと技術力の高さに鳥肌が立ちました。44から46サイズの御身体に御薦め。身長も 160cm 以上でしたらある程度までは問題ありません。これまで御提案した中で最もマキシな男性用コートかもしれません。個人発注の個性恐るべし。とてつもなく御薦めです。

 

 

 

 

 

以上、新作のスプリングコートでした。御興味頂ける何かございましたらお気軽に御申しつけくださいませ。

 

 

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