Pre collection 2020AW / Diary903
21.8.2020

昨日、今後のファッションと流行と言う題材の中でディスカッションする動画を目にしまして。各専門家から流行からファッションと時事問題の結び付の話まで其々の見解を述べていたのですが、正直言いますと楽しいのかな?と。はなたれ小僧の私が言うのも烏滸がましいですが、ここ何年も現代のデザイナーが作るものは目にしますが、触れていないし、着ていない私にはその流行の度合いについていけないと言う事もありますが、各問題についての意見は其々の所属する会社でしたり、守るベースがあっての会話に聞こえてしまいまして。大量生産に危惧を打つセレクトショップと考えると大いに矛盾を感じてしまいますし、新作を云々と勧める人が一つのものと長く付き合るとは思いませんし。只、洋服が好きと言う点では勿論同じ方向を向いて、其々の事情や制約の中で愉しむとなると、人其々ですが単純に楽しめているのか?発信する側が政治的な何かに囚われていて、それを目にした人達が真似る流れはこの社会において永遠に続くと考えますが、じゃあ環境なら環境を、ファッションならファッションを切り離して発言した方が見てる側も気持ちが良いとでは。と考えさせてくれたその動画に対してのリスペクトを綴られて頂きますが、質疑応答では無くもっとパーソナルに触れた方がと面白かったのになっと見ながら感じてしまい、最後は色々あるけどファッションって洋服って楽しいよね!で〆てくれないと只々暗いニュースを見ているのと同じ感覚になってしまうので。

 

 

さて、明日からPre Collection 2020AW をお披露目させて頂きますが、流行とはかけ離れたラインナップになっています。ファッションと言う言葉は個人的に生活を意味すると考えていますので、洋服=ファッションと言う響きがあまり得意では無いのですが、世間の流れを敢えて汲まない、また自分が好きなものの塊が一つスタイルだと私は思います。流行に中指立ててと言う意味では無く、街で全く同じ服を着ている人とすれ違うのを想像すると怖くないですか。
 

ここ一年程私のキーワードは”強さ”、それはデザインも一つですが、感じ取れるものでもあり、それを纏うことで強くなられ感覚と言いますか、それを選ぶ自分の強さに酔いしれるところでもあります。あいつ優しいからと客観的に持たれたイメージのままではつまらないのです。

 

 

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